音楽ゲームの比較
※この記事は、Tonevo Advent Calender 2021 24日目の記事です。
こんにちは、yuta.sです。
クリスマスムード一色ですが、2021年も残りわずかです。
さて、Tonevo Advent Calender 2021 の24日目を担当するにあたって、3つほど書きたい記事があったのですが、いちばん真面目な感じの記事を書くことにしました。
誤字脱字や変な文章等あると思いますが、温かい目でお願いします。
はじめに
今回は音楽ゲームの比較をしていきたいと思います。というのも、小学6年生から音ゲーにはまり、様々な種類の音ゲーを触ってきたのですが、他機種にわたって遊ぶうちに、「この音ゲーとあの音ゲーは何が違うんだろう」「この音ゲーの操作感はあの音ゲーとは違うな…」など、いろいろ考えていたのですが、なかなか文章化できずにいました。
なので、今まで僕の感じていた「音楽ゲーム同士のギャップ」を、頑張って文章化したものを記事にしたいと思います。
この記事の目標として、「様々な音ゲーの特性を見極め、自分に合った音ゲーを見つける」という少し大袈裟な(?)ものを掲げさせていただきます。従って、
・メイン機種が1つの方
・これから新しい音ゲーを開拓したい方
のどちらかに当てはまれば、この記事が役に立つかもしれません。
ただ、主観的な部分が多いことや、文章化できないものもあることから、あくまでも「音ゲー日記」的なノリでこの記事を見ていただけたら幸いです。
本記事で扱う音楽ゲーム5種
音楽ゲームを比較するといっても、音楽ゲームは私の知っている限りでも数十種類あり、すべては到底扱いきれないので、独断で以下の5つに絞りました。
- 太鼓の達人
- beatmaniaIIDX (SP)(iidx)
- SOUND VOLTEX (sdvx)
- DanceDanceRevolution (DDR)
- jubeat
この5つを選んだ理由は「私自身が触れたことのある音楽ゲームだから」です。逆に、私があまりプレイしたことのない音楽ゲームを語りたくなかった(語れない)ためにこの5つに絞りました。
各音ゲーの特徴
先ほど示した5種の音ゲーについて順に説明していこうと思います。
ただ、かなり有名どころを選んだつもりなので、説明は軽く流したいと思います。
・太鼓の達人
1つのレーンを流れる赤・青の2種のノーツに対して、2本のバチを使って太鼓の面・縁を叩く音楽ゲーム。
・beatmaniaIIDX (iidx)
8つのレーンに流れてくるノーツを、対応する7つの鍵盤と1つのターンテーブルを使ってリズムよく処理するゲーム。(本記事ではシングルプレー(SP)のみを扱います。)
・SOUND VOLTEX (sdvx)
4レーンに流れてくる3種類のノーツに対し、6つのボタンと2つのつまみデバイスを駆使してリズムよく処理するゲーム。
・DanceDanceRevolution (DDR)
4つのレーンに流れてくるノーツに対し、4つの足元のパネルを踏むゲーム。
・jubeat
16枚のパネル内にノーツが現れ、タイミングよく押すゲーム。
・まとめ
5種の音楽ゲームを簡潔に説明しただけですが、以降の比較に役立ってくると思い、念のため記述してみました。
これから、これら5種の音楽ゲームの比較に入っていきたいと思います。
比較をするにあたっての5つの観点
例えば太鼓の達人とiidxを比較する場合、この2つの相違点は数えられないほど挙げられるでしょう。その中には、プレイ人口や、プレイのしやすさ、有名曲はあるか、収録曲数なども挙げられるでしょう。
しかし、この記事では、「音楽ゲームをプレイすることの面白さ」に重点を置きたいため、上で述べた下線部のような比較はしません。
では何を比較するか?という問題が出てきます。この比較をするにあたっての観点は、比較する人が10人いれば、10通りの観点が出てくると思います。
なので、自分なりにどのような観点が必要か、以下にまとめました。以降はこの5つの観点を使って比較をしていこうと思います(異論はもちろん認めます)。
・レーン数
・1レーンに対するノーツの種類
レーンとは、ここではノーツが流れる領域とします。
レーンに何種類のノーツが流れてくるかは、私はとても重要なことだと思っていて、この部分は音ゲーによって異なってきます。
この2つの観点は、実際の数値を用いて比較します。
(例:太鼓の達人→レーン数が1、ノーツの種類が2)
・体力
特定の音ゲーでは、1曲ごとに休まなければならないくらい体力の消耗が激しいものも存在します。
この「体力」は、個人差が出てしまうところではありますが、比較するにあたって無視できない要素と考えています。
この観点は1から10の10段階で評価し、数値が高いほど体力を必要とします。
(例:DDR→体力は10)
・デバイスの操作方法
デバイスの扱い方も、各音ゲーを特徴づける1つの要素となっています。
感圧式で指先からパネルへ直接入力されるものや、スイッチ・ばねを介したボタン式、あるいは太鼓の達人のように専用の道具を使ってデバイス操作するものもあります。
この観点は1から10の10段階で評価し、数値が高いほど特定のデバイスを経由して操作する必要のある音ゲーであることを示します。
・暗記
音ゲー別にみると、暗記しなければならない部分がある音ゲーもあるのが事実です。
ここでいう暗記とは、譜面のハイスピード変化に対する暗記、BPM変化に対する暗記、ギミックに対する暗記等とします。
この観点は1から10の10段階で評価し、数値が高いほど暗記を要する音ゲーであることを示します。
観点まとめ
ここまで挙げた5つの観点を使って比較を行なっていきます。
・レーン数
・1レーンに対するノーツの種類
・体力
・デバイスの操作方法
・暗記
5観点による比較
先ほど設定した5つの観点から、実際に数値として5つの音ゲーをまとめ、表やグラフで以下にまとめてみました。
※レーダー図がめちゃくちゃ見づらかったので棒グラフも準備しました。
それぞれ私が勝手に決めた数値なので、この記事を読んでくださっている方の中にはおかしいと思われる方もいると思いますが、大目に見てください。
(タイトルに「比較」とありますが、よく考えたら5つの音ゲーから2つの音ゲーを5観点で比較するのは50通りあるので、あまりにも無謀なことに気づきました…
まあ、この5つの音ゲーを比較するのは本質ではなくて、次の見出しの部分からが私の一番言いたいことなので、ここはサーっと眺めるだけで大丈夫です。)
音ゲーの選び方
この記事で一番伝えたいところです。上の図は先ほどと同じ図です。
例えば、太鼓の達人だけを音ゲーで触ってきたAさんがいるとします。
Aさんが、新たにdrummaniaをはじめる時、慣れる速さ(または、上達速度)はどのくらいでしょうか。
以下にdrummaniaの5観点に対する数値を表記します。
drum mania:レーン数=8 ノーツ種類=1 体力=8 デバイス操作=10 暗記=3
(太鼓(Aさん):レーン数=1 ノーツ種類=2 体力=8 デバイス操作=10 暗記=8)
これを太鼓の達人の5観点に対する数値と比較したときに、どの部分がネックになるかが分かると思います。
太鼓の達人は、drummaniaと比べて圧倒的に「レーン数」が多いため、「譜面認識ができない」状態に陥ります。
また、太鼓の達人とiidxを触ってきたBさんがいるとします。
Bさんが新たにdrummaniaをはじめる時、慣れる速さ(または、上達速度)はAさんとどのくらい異なるでしょうか。
ここで、Bさんの太鼓の達人とiidxの5観点に対する数値のうち、より高い数値を優先して表記することとします。
drum mania:レーン数=8 ノーツ種類=1 体力=8 デバイス操作=10 暗記=3
(太鼓+iidx(B):レーン数=8 ノーツ種類=2 体力=8 デバイス操作=10 暗記=8)
Bさんの数値がdrummania全数値を上回るため、新しくdrummaniaを始めることに対して、あまりハードルが高くない、という結果になります。
まとめ
いま読んでくださっている方も、ぜひ当てはめてみてください。
意外な音ゲーが案外フィットするかもしれません。
観点も私自身が決めたものなので、観点を増減させたり、新たな何かを導入することでもっと正確になると思います。
少し投げやりではありますが、ぜひやってみてください。
おわりに
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
自分勝手に観点を設定して、それに更に勝手に数値をつけて・・・といった、限りなく自己満で自己中な記事になってしまいました。
しかし、10年ほど前からずっと考えていたことを文章にできたので、少しだけでもやんわりとでもニュアンスが通じてくれたらうれしいです。
先述と重複しますが、本記事内で紹介した音ゲー・観点・数値は私の独断で決めていることなので、いくらでもアレンジがきくと思います。音ゲーの待ち時間に少し考えてみるのも面白いかもしれません。
最後に言いたいことが1つ。
記事内で紹介したよくわからない事を考えないで、とりあえず面白そうな音ゲーをたくさん触ってみてください。
正直、楽しければそれだけで勝ち組です。それが1番幸せです。幸せになって下さい。
また、今回企画してくれたとんえぼの運営の方々にはとても感謝しています。どうもありがとうございました。
yuta.s