TonevoAdventCalendar

とんえぼアドカレ企画の記事を投稿するブログです!

仙台の楽園ことエデンの名店、先代きよゑ食堂と餃子STANDカワグチのすすめ

おはようございます!とんえぼアドベントカレンダー25日目担当の山田太郎です!

tonevoadventcalendar.hatenablog.com

こちらから記事一覧を見たり、他の記事にも飛べると思うので、是非色んな記事を楽しんで頂ければ幸いです!

 

0.導入

皆さんは音ゲー好きですか?趣味は大事ですよね!

でもごはんを食べないと人は死ぬのでご飯のほうが大事です!なのでご飯の話をします!

 

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とんえぼのネコチャンがよく上げる画像その1こと旨トロ肉定食

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とんえぼのネコチャンがよく上げる画像その2ことカワグチキン定食

画像で見たことがある人も居るかもしれません、この料理の店の話です。

 

さてさて、私は三度の飯より食事が好きなのですが、一人暮らしを続ける中で一つの大きな気づきを得ました。それは、「本当に料理が美味しくて心から満たされる店があると精神的な安定度が段違い」ということです。いわゆるQOLを上げるってやつですね。

とりあえず精神的に行き詰ったときはまず一日頑張ってみる、そしてご褒美にうんまい飯をたらふく食う、満足したらぐっすり眠るこれに限ります。この一連のルーティーンを確立するためにも、どこに行ったらどんな値段でどんなご飯が食べられるのか、なるべく良質な情報を知っておきたいですよね。私が教えましょう。

 

我々とんえぼ民が主に活動拠点にしている仙台市は学生が多いので、ちょこちょこ学生御用達みたいな店があるんですよね。ぱっと思いつくのだと北京餃子とか仙台二郎とかかな。他にも多くの店が学割をやってくれていたりして、学生はかなりリーズナブルに食事をすることができます。ただ、こういった情報は別にこんな記事に書かなくても友達から聞くなりネットを使うなりして簡単に辿り着けるでしょう、なので当記事では普通の学生は守備範囲外かなーというお店を紹介します。

なんで守備範囲外だろって思うのかというと、ゴリッゴリに居酒屋が集まってる場所の中にあるゴリッゴリの居酒屋だからですね。しかも飲み屋が集まっていると言っても国分町ではなく、仙台駅徒歩五分以内にある楽園の名を冠する方、つまり仙台EDENです(以下エデン)。

 

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LOFT一階横と言った方が伝わりやすいかもしれない

 

ひと昔前はここに伝説のすた丼があったので割とみんな行ったことはあるという感じだったのですが、すた丼が移転してしまってからはいよいよ九割飲み屋という感じなので学生が頻繁に来ている印象は無いですね、大体社会人っぽい人がほとんど。

しかし、ここにこそ私が自信を持っておススメするお店があります、しかも二店舗。それが記事のタイトルにも書いてある先代きよゑ食堂と餃子STANDカワグチです!!

 

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以下、きよゑとカワグチの魅力をつらつらと書いていこうと思います。

(とりあえずメニューの写真とか見たいよって人は見出し3番まで飛んでね)

 

1.ざっくりとした説明

きよゑとカワグチは系列店で、代表は同じ人がやってます(きよゑに居ることが多いです)。

 

きよゑは和食多めで少し凝った料理が充実しており、固定メニュー以外に仕入れによって変わるメニューが結構あります。海鮮ものが多く、とびきり新鮮な魚や貝が食べられます(たまに寿司握ったりもしてるみたいです)。お酒は日本酒に力を入れています。

一方カワグチは餃子STANDというだけあって中華系のメニューが多く、400~500円くらいで頼めるおつまみが豊富です。また、こっちは季節限定メニューが2種類あるくらいで、ほとんどが通年固定メニューです。お酒はビールとサワーに力を入れていますね。

 

値段設定的にもカワグチがややカジュアルな感じで、きよゑはしっかり飲み食いしたい人向けってスタンスかなと思います

 

この説明だけだと「ただの居酒屋やんけ」ってなると思うので、私から見た特徴やメニューの紹介などをしていきます。

なお、特に学割とかをやっている訳ではなく、単純にお店のパワーが凄いから紹介しています。なので、もしとんえぼ外の社会人の方々にこの記事が目に止まることがあれば、全く同じサービスを受けられるので是非是非一度足を運んでみて下さいね!

 

2.大きな特徴

私が一番他の居酒屋と違うなーと思うのは、軽食・軽飲み・ガッツリ飲みの全方位にそれぞれ全力で向き合っているところです。居酒屋さんって基本的には得意とするレンジがあって、その合間にランチやったり別ベクトルのメニュー出したりってとこが多いと思うんですけど、きよゑとカワグチは本当に全部に力を入れています。

 

カワグチから例を挙げていくと、この店は居酒屋ですがラーメンやチャーハンといった一品物、更には定食メニューまでが終日頼めます。しかも、お通しや席代(チャージ)の類が一切無いので、ご飯を食べたかったらご飯だけ、お酒を飲みたくなったらビールを追加、これらをその場のノリと気分で決めてもメニューに記載されているお値段以上を取られることはありません。なんなら夜に行っても3割ぐらいの人が定食頼んでるんじゃないかなってくらいです。

きよゑはというと、お値段こそ1000円と一見学生には手を出しにくく見えるものの、マジでどういう値段設定でこうなったのか意味が分からないような内容のランチ平日休日問わずやっています(最近外食は金曜奴以外本当にこれしか行かなくなりました)。

 

なので、別にお酒飲まないよ・未成年だよって人にも自信をもっておススメします。

 

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きよゑランチメニューの1つ、縞ほっけ焼き定食
後述するがこの見た目に反してツッコミどころしかない

 

お酒の観点からも見ていきましょう。

まずカワグチときよゑ共通なのですが、サワーの濃さが尋常じゃないです。私は多分アルコール耐性に関しては並くらいはありますが、普通にサワー一杯でも酔います。体感だとビール一杯とサワー一杯の酔い方が変わんないとかそんなレベル。なのでカワグチで定食に+一杯して1000円強でご飯もアルコールも満足して帰るといったことも可能。ガッツリ飲もうと思ったらメガジョッキという割とバカでかいサイズのサワーもありますし、種類によってはお得にお代わりや数人分頼めるメニューもあります。

 

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メガホワイトサワー、右の手は成人男性のものなので想像以上にでかいです

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3~4人(がしっかり酔う)前のレモンサワー、約1000円
風呂桶みたいなサイズ感で来る

 

きよゑはきよゑでちょっとおかしくて、いつ行っても大体20種類くらいの日本酒が飲めるんですが、そのほとんどが純米吟醸特別純米以上で、お値段が均一で一合税抜きだと590円。店員さんが日本酒大好きらしく、種類もめちゃくちゃバラエティに富んでて普通に暮らしてたら絶対聞かないような名前の日本酒も置いています。

日本酒軽く一杯引っかけて帰るってムーブも全然できますし、ガッツリ飲みたいなーってなったら全ての日本酒が飲める2時間飲み放題1980円コースもあります。(カクテルメインの店の値段なんよ)。当然純米吟醸クラスのお酒からよりどりみどりですし、店員さんにおススメや好みの味を伝えたら選んでくれます(私はよく面白いお酒ありますかって聞きます)。

 

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本当に出てきた面白いお酒、通称草こと日本酒「W」

 

と、こんな感じで居酒屋でありながらもお酒が絡まない食事からべろんべろんに酔っぱらいたい時までオールレンジで幅広く対応してるのが、きよゑ&カワグチの大きな魅力かなーと思います。両店とも同じエデン(徒歩30秒の距離)にあるので、とりあえずエデンに行ってから入る店を選べるのもGOOD。

 

お店のスタイルとしての魅力はお伝えできたかなーと思うので、ここからはどんなメニューがあるのか、私が記憶してる範囲で値段と一緒に紹介していきます。

 

3.メニュー紹介きよゑ編

それじゃあメニューを見ていきましょう、まずはこの店の最大のウリ、牡蠣から!

 

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この店最大のウリにして最大の狂いどころ

 

なんとこの店、年がら年中女川産直送のバカでかい牡蠣が100円で食べられます。原価と利益率をご存じでない!?

 

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本当にでかい、ビビる

 

筆者は北海道の港町出身なのでそれなりに海鮮には縁があり、居酒屋で牡蠣食べたこともありますけど普通に1個400~500円します、なんならこのサイズと鮮度だったら600円取られても特に変だなとは思わないです。それを一年中通してこの価格で提供出来るのは明らかに仕入れも精神も尋常じゃないです。

ちなみにカッキーアワーを逃したとしても150円という破格で食べられますし、カキフライやカンカン焼き(蒸し牡蠣)といった調理後のメニューは入る時間帯によって値段は変わらないので、いつでも思う存分牡蠣を楽しむことが出来ます(筆者のおすすめは蒸し牡蠣)。

 

続いて最近山田界隈でヤバイと噂になっているきよゑのランチメニュー。

 

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ランチメニュー一覧

 

個々にヤバイメニューもあるのですが、まずは丼もの以外共通でおかしい所から。

 

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カキフライ定食、冗談抜きでスーパーの総菜の3倍のサイズなので体感15個くらい

 

美味しいメイン料理!

ほかほかご飯!

出汁の効いたあら汁!

 

 

………に加えて!

 

 

(画面外に)

漬物!

小鉢(きんぴらや煮物が多い)!

サラダ!

茶椀蒸し(出汁が効いてる甘くないやつ)!

 

 

………に加えて!

 

 

ソフトドリンク一杯無料(普通にビールのグラスで来る)!

ご飯大盛り・お代わり無料!

あら汁お代わり無料!

 

 

お値段なんと1000円(税込み)

 

 

………どう考えてもそうはならんやろ。

ここまででもツッコミどころしか無いのですが、メイン料理にも色々とおかしいところがあります。

 

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問題児その1、縞ほっけ焼き

 

奥側にあるのでサイズ感が分かりにくいのですが、ほっけが1枚開きであるのが見えると思います。

ここで一旦話題が逸れるのですが、私は先ほども書きましたが港町の出身で、食卓に生でも焼きでも魚がよく並びました。当然ほっけもそれなりの頻度で並んでいたのですが、私の記憶とこの写真のほっけでは相違があります。普通の家庭だとほっけってこの状態から四分割したものが一人前として並ぶんですよ。

 

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右側が一般家庭の一人前

 

つまりこの縞ほっけ焼き定食は四人前なんですね。それもそのはず、この一枚開きの縞ほっけ焼き単品が、数人で食べる前提で料理としてメニューに載ってるんですよ、それを何故かそのまま定食に持ってきています。量の計算出来ないんか?

ちなみにそっちの単品メニューの方は約800円です。ソフドリとこれだけで1000円オーバーするんやが…。

 

 

続きまして、ちょっと珍しい(というか聞いたことない)メニューとして油淋魚定食。

 

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問題児その2、油淋魚定食

 

これ、メニュー表に貼ってある写真が凄くサイズ感盛ってるように見えるんですよ。富士山型と言えば良いんですかね、綺麗な山っぽい盛り付けに見えます。流石にそんな量ないやろと、キラウエア火山みたいなのを想定して頼むんですよ。まさかのチョモランマで来ます。

 

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マジでこんな感じ

 

中身はというと、魚は脂の乗った鮭フライ、野菜は火が通ったピーマンや人参、生のトマトやみょうがだったと思います(魚は時期によって変わるかも)。そこに甘酢ベースのソースがかかっていて、口当たりはかなりさっぱり仕上がっています。問題はその比率で、誇張抜きで7割が鮭フライです。ツッコミどころ作らないと気が済まないんか?

ちなみにこちらも単品約700円で、3~4人でつつくと丁度いいつまみになると思います。やっぱり計算合わんやんけ。

 

 

次は別ベクトルでおかしいメニューを紹介。

 

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刺身盛り合わせ定食、一年中刺身はこのぐらいのクオリティ

 

こちらはボリュームはおかしくありません、量は一人前として丁度良いと思いました。

ただどう見ても刺身のクオリティがおかしい、特にマグロ。ちなみにマグロの見た目がヤバイだけでサーモンと(恐らく)ブリの脂もこれくらい乗っています。別にこの日が偶然めちゃくちゃ良い仕入れの日だったとかそんなことは一切なく、いつ来てもこんな感じの刺身が出てきます(本気のマグロの日はTwitterで予告がある)。刺身で言うと以前夜に飲みに来た時に(確か)真アジの刺身を頼んだらこんなのが出てきました。

 

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メニュー表には普通に刺身表記だった、マジでビビった

 

海鮮ものに関しては本当に通年これぐらいの質のものが出てくるので来るたびに驚かされます。

 

さてさて今度は単品いくらだと思いますか?刺身の盛り合わせのお値段は…

 

 

税抜き990円くらいでした。算数知らないんか?

 

 

続きましては筆者一押しのメニューです。

 

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肉野菜炒め定食

 

私こんだけ語っておいてまだランチメニュー半分も食べれてないんですけど、フォルダ周回が進まないのは主にこいつのせいです。こちら見た目通り、普通の肉野菜炒めです。お肉にもやし、玉ねぎ人参ニラなんかが入っています、肉が豚ハラミなのが特徴的ではあるのかな?

先程までのメニューと比べるととても普通です、量は十分ですが特段多い訳でもない。何がそんなに凄いのかというと、シンプルな肉野菜炒めとして想像出来ないレベルで美味いです。私食事が好きなので、家でもそこそこ自炊するんですよ。それで、味付けに関しては並の人よりは上手いんじゃないかとも思ってましたし、自炊は自分が一番好きな味に出来るので、普通に自分で作れる料理なら自然とハードルが上がるんです。なのに、シンプルな肉野菜炒めにこんなに感動する日が来ようとは夢にも思いませんでした。

 

それだけ美味しいので、来たらとりあえず頼んじゃうんですよ。皆さんも音ゲーやっててそういう曲ありませんか?まぁまぁまぁまぁゲーセン来たらとりあえず1クレ1曲目は穴クエやっとくかーとか、冥リミ赤やるかーとか、Phantasm Brigade紫やるかーとかetc etc…。ただ、音ゲーと違って食事って基本一回なので、これを頼むと他が頼めないんですね…。ランチメニュー制覇までの道のりは遠い。

 

一応繰り返しますが、ランチメニューは一律税込み1000円です。ジャスト野口1人です。また、恐らくソフドリのサービスとご飯・あら汁のお代わりが付かないだけで、ランチタイム(11:30~14:00)以外でも定食は食べれるっぽいです。

 

 

大体強く印象に残ってるメニューについては語れたと思うので、ここからは面白かった日本酒をダイジェストでお送りします。

 

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アイスブレーカー、ウイスキーみたいにロックで飲む日本酒

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たまたま三色揃った星天航路、五橋、夜明け前(夜ワけ前)

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日本の夏、当然夏に飲んだ(はず)

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るみ子の酒、名前のインパクトが強い

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にごり酒(左下の飲み物)の川中島クリーミーでめちゃくちゃ美味かった

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遊穂と書いて読み方はUFO、発想が面白い

 

こんな感じでいつ行っても面白い日本酒が置いてあるので本当に飽きません、もし仙台で就職出来たらここで色んな日本酒を堪能するのが夢の1つです。

 

 

それでは続いてカワグチのメニュー紹介に移りたいと思います。

 

 

4.メニュー紹介カワグチ編

カワグチのメニューなのですが、固定メニューが多いのもあって毎回は写真撮ってない&機種変した時に大部分をロストしてしまったっぽく、写真を載せられないものがいくつかあります、ご容赦下さい。この先は自分の目で確かめてくれ!

 

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冒頭にも出てきたカワグチキン定食、とりあえず全人類これを食べてみてくれ

 

最初の方でも書いたかと思いますが、きよゑとカワグチは系列店なので料理の特徴が共通している部分があります。特に声を大にして言いたいのが、鶏の揚げ物がべらぼうに美味いことです。きよゑでは居酒屋らしいシンプルなから揚げなのですが、カワグチではカワグチキンという特別なメニューを出しています。カワグチの料理は中華を基本に日本人好みに和のアレンジを加えているのが感じられますが、こちらも例外ではなく、油淋鶏をベースにネギや甘酢系のタレをかけた中華の部分竜田揚げのような衣にから揚げにはこれだろと言わんばかりのマヨネーズが付いています。鶏の揚げ物に関する全てを良いとこどりしたと言わんばかりのこちらの料理、「あぁ、これが正解だったんやな…」と思ってしまうほどにガツンと来る旨さがあります。

 

ボリュームもかなりしっかりしていて、多分スーパーで一枚の状態で置いている鶏肉くらいの量はあると思います。定食としてはこれにご飯、柴漬け、サラダ、スープが付いて最終的な支払いが860円だったと思います(税抜き780円だっけ?)。学生の財布事情的にはやや高めに感じますが、実際に食べると非常に満足感があるので少なくとも私は高いと感じたことはありませんね。カワグチに来たらまずこれを食べてくれって感じのド定番メニューなので、是非とも皆さんまずはこちらのカワグチキン定食からカワグチライフを始めてみて下さい

 

 

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旨トロ肉煮込み定食

 

続きまして、旨トロ肉煮込み定食です。カワグチも定食は値段が一律で、税抜きだと780円くらいです。

こちらはカワグチキンに比べると一部の人がドハマりするメニューという印象。軟骨付近のコラーゲン質が多い部分をトロットロになるまで煮込んだお肉と味玉がセットになった料理。行ったことがある人は、おっぺしゃんというラーメン屋のチャーシューを想像して頂ければ分かりやすいかと思います。味付けとしては丁度チャーシューと角煮の中間といった感じで、ご飯のお供にも嬉しいし単品でお酒のつまみにもなる絶妙なラインを突いてきます。こちらも中々癖になる一品となっているので是非是非ご賞味あれ。

 

なお、これはカワグチキンも共通なのですが、実は単品だと400~500円で頼めるメニューが多く、お酒とツマミだけだと思った以上に安く済みます。「酒が飲みてぇんだ!」って人は定食に縛られずにカワグチを楽しんでみるのもおススメです。テイクアウトも対応してます。

 

 

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麻婆豆腐定食、インパクトが強い

 

特に語るまでもなく、大変そそられる見た目をした麻婆豆腐がメインとなっている定食です。味付けはちょっと私の語彙では表せないような不思議な風味で、中華のスパイスは感じられるのですが、最終的には日本人好みなところに落ち着いている不思議な印象を受けました。もちろん見た目を裏切ることなくお腹一杯にしてくれる定食です。

 

 

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海老チャーハン、思った以上に海老が入っている

 

通常のチャーハンは定番どころをしっかり押さえた感じなのですが、ちょっと変わったメニューとしてエビチャーハンがあります。文字通りお肉の代わりに海老が入ったチャーハンですね。こういったメニューって申し訳程度にしか海老が入ってないのが世の常ですが、ご安心ください、しっかり主張が感じられるサイズ・量の海老が入っています。確か大盛りが800円くらいだったと記憶していますが、ここはちょっと怪しいかも…べらぼうに高くはなかったと思います。

 

 

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旨トロチャーシュー麺(正式名称違うかも)

 

カワグチはラーメンもやっているのですが、そんな店が旨トロ肉煮込みなんて出したらそりゃこうなるでしょと言わんばかりのメニュー。記憶が間違っていなければ790円だったと思う。

旨トロ肉煮込みについては先ほど語らせて頂いたので、ラーメンについてお話ししましょう。一番シンプルなラーメンは確か590円で、その一番簡素なものにもチャーシューの他にメンマや味玉が入っているのが嬉しいところです。カワグチのラーメンにはあっさりとこってりの二種類があり、あっさりはまぁ普通に及第点のサッパリスープという感じなのですが、+100円でこってりにすることで一気に化けます。たっぷり入ったネギと優しめのスープに背脂が加わることで、脂の甘みがが味わい深いコクのあるスープに性格を変えます。何でこんなことを話したのかと言うと、旨トロチャーシュー麺はデフォルトでスープがこってりに設定されているんですね。なので、こってり代を加味すると意外と高くはなく、カワグチのラーメンの中でもおススメのメニューとなっています。

 

 

あと紹介したかったメニューは残念ながら写真が残っていなかったので、文字だけで失礼することになってしまうのですが、知覧鳥のタタキ、シャモロックレバーのタタキは是非とも食べてみて欲しい一品です(品種や細かい名前は違うかも)。きよゑ、カワグチ系列の鮮度を大事にした仕入れだからこそ出来るメニューなのですが、マジで美味いです、ビビりました。コロナ禍の関係でもしかしたら今は消えているかもしれませんが、すべての枷が無くなったら恐らく復活すると思うので、筆者イチ押しのメニューとして記憶して頂けると幸いです。

 

 

最後にカワグチといったらコレ!というお酒の紹介

 

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生フルサワー、迷ったらコレを飲んで

 

カワグチはサワーに力を入れてると書きましたが、ニアリーイコールでこの生フルサワーが美味いという意味です。バチバチに濃いサワーに凍らせたグレープフルーツやレモンなどの柑橘系を入れたサワーです。単純にサワーとして美味しいのももちろんなんですが、コイツを語る上で外せないのがお代わり(通称「中」)の存在。写真の左側に見えるのがその「中」なのですが、遠近感がおかしいことにお気づきでしょうか?明らかに画面奥に鎮座しているのに本体の生フルサワーと同じサイズ感を醸しています。そう、何を隠そうこの「中」は(何故か)約三杯分あります。もちろんやたら強いサワーのまま。

ちなみに実はカワグチの前身となったお店があるのですが、その頃はちゃんと一杯分でした。私はカワグチが出来たタイミングで仙台を離れていたので、どのタイミングでこうなったのかは分かりませんが、確か生フルが500円、中は300円くらいとお値段は昔のまま量だけが三倍になっていて困惑しました。初めてこれを出された時に冗談で店員さんに「潰す気ですか?笑」と聞いたら笑顔で元気よく「はい!」と返されたのを覚えています。潰すな、居酒屋なんだから酒でマージン取れよ。

 

と、こんな感じで風呂桶みたいなレモンサワーを頼むにしろ、生フルサワー&中を頼むにしろ、カワグチでは1000円程度でマジでべろんべろんになるくらいお酒を飲むことが出来ます。前半でも書きましたが、店に入った後からでも飲む飲まない、軽めorガッツリを選べるのがカワグチの大きな強みですね!繰り返しになりますが、定食を頼もうが単品とお酒を頼もうがお通しも席代も無いので、頼んだもの以上の料金は絶対に取られないのがこの店の魅力です。(きよゑは定食以外だとお通しはあります)

 

 

5.終わりに

長々と語ってしまいましたが、如何でしたでしょうか?中々学生としては入りづらいエデンの中にある店ということで、初耳な人も多かったんじゃないかと思います。こんだけの文量を書いたので察して頂けたかと思いますが、筆者はホントにこの店が好きなので、是非このお店の魅力がみんなに伝わっていつまでも賑やかに繁盛してほしいなぁと思っています。

 

冒頭にもちょろっと書きましたが、特に学割などをやってターゲットを絞るのではなく、ただただお店として食事だけの人にもお酒を飲む人にも全員に全力で対応している、めちゃくちゃ気合の入った店です。その気合につられてお金をやりくりしながら通うようになってしまいました。そして北京餃子みたいなど真ん中の学生向けのお店よりもここについて語りたい、知ってほしいとなるまでに至りました。少しでもこの魅力が伝われば幸いです。

 

お酒を飲まない人も是非足を運んでみて、カワグチキン定食やきよゑランチの沼にハマってみてはどうでしょうか?

 

以上、長文・乱文ではありましたが、ご視聴頂きありがとうございました。