皆さんこんにちは!とんえぼ1年のどっとです。
アドカレ企画15日目を担当することになりました。他の記事も面白いので時間のある方は是非他の記事もご覧下さい。
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12月ももう折り返しですね。後期は色々なことにチャレンジするぞ~とか考えてたらいつの間にかもうこんな時期になってしまいました。
最近は麻雀にハマっており、ネット麻雀は勿論、友人と卓を囲んでリアルでやることもしばしばあります。時間がものすごく溶けるのが難点です。
さて前置きもこのくらいにして、この記事では私が最近音ゲーで夢中になっている「ドロでた」について語りたいと思います。
あまりこのような書き物をすることがないため、構成や文章に多少の違和があっても暖かい目で見てください。
「ドロでた」とは?
1.ドロでたって何?
まず楽しさを語る前に、そもそも「ドロでたって何やねん」という人のためにドロでたについて紹介しましょう。
太鼓の達人にはプレイの際に様々なオプションを付けることが可能です。
例えば「はやさ」というオプションではノーツの流れてくるスピードが変わったり、「あべこべ」というオプションでは元の譜面のドンとカッが入れ替わったりします。
「あべこべ」をつけるとこんな感じ。
こんな感じに、オプションを付けると通常とは異なる遊び方が出来ます。
ドロでたはこのオプションを用いた遊び方で、具体的には「ドロン」と「でたらめ」という二つのオプションを重ねがけした遊び方になります。ドロンとでたらめだから最初の二文字ずつを取って「ドロでた」。安直な名前だね。
先ほど画像を出したものと同じ譜面に「ドロン」をつけてみると・・・
このように、「ドロン」は赤と青の音符が見えなくなり、「ドン」や「カッ」の文字だけが見えるようになります。
では次に「でたらめ」をつけてみると・・・
このように毎回音符がランダムに入れ替わります*2。
では、この二つのオプションを組み合わせると??
こうなります。
理解が難しいかもしれませんが、要するに「音符は見えないけど譜面はランダム」状態です。これが「ドロでた」です。
・・・まあ、ここでこう思った読者もいらっしゃると思います。
「音符が見えないのにランダムでどうやってプレイするの?」
「譜面が見えないなら運ゲーじゃん」
いやいや、譜面は見えているじゃないですか。
ここにありますよ。譜面。
というわけで、ドロでたは一言で表すならば文字を見て譜面を叩くゲームです。
2.ドロでたの人気
「こんな変なプレイしてるの君くらいでしょ」って思った方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?気持ちは大変分かります。なかなか周りでこのようなプレイをしている人っていないんじゃないでしょうか。
しかし、全国的に見れば、ドロでた勢*3って意外といるんです。
それを示すものとして例えばこれがあります。
ドロでた難易度表更新しましたー!
— かしわもち@TGM (@KASIWAMOTI2000) 2022年10月7日
+段位曲 & Doppelgangers裏
間違い、訂正あったら教えてください#ドロでた pic.twitter.com/hAtsNPCaoj
大抵の音ゲーには有志が募って作った難易度表がありますが、ドロでたにも実は難易度表*4があるんです。
これを見ると意外とやっている人が多いことが分かるのではないでしょうか。
ドロでたの楽しさ
いよいよ本題に入ります。この文字を読んで譜面を叩くゲームの楽しいところはどこでしょうか?
「楽しい」を言語化するのはなかなか難しいですが、私の書き切れる範囲で説明してみます。
1.頭を使うので飽きない
太鼓の達人は、レーンが一つに基本的な音符は二つと、他の音ゲーに比べてかなりシンプルだと思います。
そのシンプルさが人気の秘訣なのかもしれませんが、私は超がつくほどの飽き性なので正規譜面をずっとやった結果、残念ながら正規譜面に飽きてしまいました。
しかし・・・
そこで出会ったのがドロでたです。
ドロでたはその文字を読んで譜面を認識する特性上、通常プレイよりも認識力や対応力が求められます。
その結果、正規のような体力一辺倒ではなく技術も求められる音ゲーへと変容し、若干の複雑さを獲得しています。
私にとっては他機種のようなこの複雑さが刺さり、太鼓の達人のモチベーションを復活させる契機となってくれました。
2.他人との比較が起きにくい
音ゲーマーなら一度は次のような思いをした経験があるのではないでしょうか?
音ゲーマーにとって他人との比較は避けられないイベントです。
周りの音ゲーマーのリザルトを見ることでやる気をもらったりすることもしばしばありますが、逆に周りの成長速度にびっくりして「自分は駄目だ...」みたいな思考に陥ることもあると思います。
私も数年前、ある人と同じくらいの実力だったのに次のバージョンでいつのまにか実力が1段階も2段階も離されていたという経験をし、その時は本当に「私にこのゲームは向いてない」と考えてしまい、モチベーションがすごく下がってしまっていました。
しかし・・・
そこで出会ったのがドロでたです。
ドロでたは全国的にはやっている人がまあまあいるものの、やはり正規プレイに比べればやっている人がかなり少ないので比較が起こりにくく、周囲の成長にビビらず一人で悠々とプレイすることが出来ます。モチベーションの低下要素が少なくなっていいね!
3.すごいことをやっているように見える
私がドロでたをやっているとき、「なんで出来るの!?」とか「よく見えるね~」とかよく言われます。
でも実は、ドロでたって意外と簡単なんですよ。
確かに見た目は変わりますが、実際のところ
譜面認識→叩く
という動作自体は変わっていないので、太鼓の達人プレイヤーなら簡単なおに譜面ぐらいはクリア出来ると思います。
太鼓の達人をあまりやらない人が難易度「おに」をやっている人を見るとスーパープレイに感じるように、ドロでたをやらない人がドロでたをやっている人を見るとスーパープレイに感じるので、褒められやすくちょっと楽しくなります。
ドロでたを始めてみよう
つらつらと楽しさについて説明してみましたが、ドロでたの楽しさを知るにはやっぱり実際にやってみるのが一番だと思います。楽しさを書ききれていないようで不完全燃焼感が残っているので・・・
ということで、ドロでたを始めるときに参考になりそうなことを書き並べてみます。
<注意>
オプションを付けるにはバナパスポートカード*5の利用が必要です!
1.周りの視線を感じない工夫
ドロでたは割と特殊プレイ寄りなので、最初のうちはやろうとすると周りの視線が怖くて中々手が出ないと思います。
そこで、
二人プレイ or 身内のギャラリーがいる状態 or 客が少ない状態
でプレイすることを推奨します。
失敗しても怖くありませんし、むしろ複数人では話のネタになると思います。最初のうちは無理せず、慣れてある程度出来るようになったら一人でもやるようにしましょう。
2.スクロールの遅い曲をやる
スクロールとは譜面の流れる速さなのですが、先に言いましょう。
これ、めちゃめちゃ大事です。
ドロでたを付けた状態でスクロールの速い曲をやるとどうなるか。
見えません。
見えません。
大事なことなので2回言いました。
もちろん見える人もいますし、でたらめをつけたプレイをしている方なら見える方もある程度いるかもしれませんが、でたらめ以上に見えません。大事なことなので(ry
スクロールの遅い★9よりスクロールの速い★6~7の方が難しいとか、そういうレベルです。
ですので、ドロでたを始めたばかりのうちはスクロールの遅めの曲をやることを強く推奨します。ポップスジャンルにはそういう曲が多いので、そこから好きな曲を探してみると良いでしょう。
例えば、私がドロでたを布教するときはよくアルカリレットウセイ(★7)を投げています。BPMは158とそこそこで、譜面は基礎的な配置が多く、ドロでたの楽しさ、そして難しさを味わえる良い譜面だと思います。
・・・まあでも、1回くらいは速い曲にもチャレンジしてみてください。速いスクロールの難しさを味わってみてください。
3.楽曲難易度について
正規の腕前や他機種経験などによって個人差がありますが、とりあえず普段のプレイででたらめをあまり使っていない人は★7以下、よく使っている人は★7~9ぐらいをおすすめしときます。
とりあえずそこを基準にやってみて、そこから上げたり下げたりすると良いでしょう。
4.視力について
ドロでたは文字を読むので、視力が弱い方はもしかしたら全然見えない可能性があります。一度やってみてもし見えなければ、眼鏡やコンタクトを付けることを推奨します。
おまけ:「コ」について
ドロでたを知っている方の中には、「『コ』が難しい」というような話を聞いたことがある方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
「コ」とは、
この真ん中のやつです。
例えば「ドン」の三連打があるとき、下の文字は「ドドドン」ではなく「ドコドン」と表示されることが多いです。
とりあえず今は音符としては「ドン」なのに文字が「コ」である音符のことと覚えてください。
この「コ」音符という新たな音符がドロでたの難易度を上げる一因にもなっているので、それがむずかしそうだと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし実は・・・
「コ」を消す方法があります。
な、なんだってー
やり方は簡単。オプション選択で「ドロン」と「でたらめ」を付ける際、一緒に「あべこべ」をつけるだけです。これで「コ」がなくなり、少しやりやすくなります。
・・・しかし、本音をいうとこの方法はあまり推奨しません。
というのも、個人的な意見としてはこの「コ」音符はドロでたのゲーム性の一部だと考えているからです。ですので、「俺は『コ』アンチだ!絶対に『コ』は嫌だ!」みたいな方以外は出来れば通常のドロでたにチャレンジしてほしいです。
まとめ
いかかでしたか?多くの人があまり知らない「ドロでた」について少しでも知るきっかけになれば幸いです。
私のようにメインがドロでたとまではいかなくとも、ある程度出来るようになると遊びの幅が広がります!
次回ゲームセンターに赴くときは、この記事を思い出して試しに1回だけでもドロでたをプレイしてみてはいかがでしょうか?