TonevoAdventCalendar

とんえぼアドカレ企画の記事を投稿するブログです!

春の行脚記

こんにちは。初めましての方は初めまして、てんそと申します。とんえぼアドベントカレンダー企画の18日目を担当させていただくことになりました。クリスマスまで残すところちょうど一週間ですね。

今回の企画で書く記事は必ずしも音ゲーに関することでなくてもよいということだったので、ゲーセン行脚と春休みにおこなった自転車旅についての記事を書きたいと思いました。

私は行脚erと呼ばれるほどの行脚はしておりませんが、行脚記録を通して皆さんに行脚、さらには自転車旅の楽しさを伝えることができればと思っています。

 

記事の構成は、Ⅰ行脚の楽しさ、Ⅱ自転車旅の概要、Ⅲ春休みに行った都道府県とゲーセン、Ⅳ旅の記録、となっています。

Ⅰはぜひ読んでもらいたいですが、興味のある方はⅡ~Ⅳも読んでいただけたら嬉しいです。

 

 

Ⅰ 行脚の楽しさ

①いい経験になる

行ったことのある都道府県を増やせば、何かの話題でその都道府県が出たときに「ここ行ったなぁ」と懐かしんだり自慢できたりします。

また、ゲーセンの周辺の地名や地図を見ることになるので、少しだけ周辺の地理に詳しくなります。ちなみに私は、難読地名・珍地名を見つけては写真に収めて楽しみました。

 

というわけで、突然ですがクイズです。次の写真は今回の旅で撮影したものですが、写真に写る地名をあなたは読めますか?(正解は脚注に書きました)

 

(1) 公所 *1

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神奈川県民なら読めるかも

 

(2) 迯室 *2

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漢字は難しいけど、なんとなく予想できるかも

 

(3) 小浮気本田 *3

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本田「ちょっとくらいええやろ…」

 

②行脚のマップが埋まる

多くの機種には全国行脚の状況が記録されていると思います。ふとその記録を見たときに、少しでも多く埋まっていたらちょっとうれしいですよね

また、弐寺には都道府県の数だけでなく店舗数・筐体数のランキングまであるらしく、大きく貢献できます。

音ゲー以外も楽しむことができる

行脚をすれば、普段行かないような地を訪れることになるので、観光なども楽しめると思います。グルメが好きな人は、その地のご当地グルメを堪能したり、神社やお寺が好きな人は、並行して御朱印巡りをしたりするのもアリです。私は自転車を漕ぐことを楽しみました。

 

 

大きく分けてこの3つが、私が行脚をして感じた楽しさでしたが、まだ他にも楽しさがあると思います。

お金や時間に余裕ができたら是非、行脚をしてみてください。そして、自分なりの行脚の楽しみ方をしてみてはいかがでしょうか。

 

Ⅱ 自転車旅の概要

今年(2021年)の春休み、「そろそろ大学生になって一年経つし、大学生っぽいことやってみるか」と、ふと思いつき、宮城県から岐阜県まで帰省を兼ねた自転車旅をしようと考えました。

往路(宮城→岐阜)は5日間帰路(岐阜→宮城)は6日間(その内2日間は悪天候により休止)かけての旅で、チュウニズムの「~に行ってきました」称号を取得することでその都道府県の行脚は達成、ということにしました。

宿泊先は、当日の昼~夕方に進み具合をみて、夜までに到着できそうな場所に予約しました。ほとんどの日で、一泊3000円~5000円程度のビジネスホテルに泊まりました。宿泊先の近くにコインランドリーがあれば洗濯をしました。

 

Ⅲ 春休みに行った都道府県とゲームセンター

春休みに行った都道府県とゲームセンターの紹介です。「あ、地元だ~」「このゲーセン見覚えあるなぁ」「こんなゲーセンあるんだ~」と思う程度に読み飛ばしていただいて構いません。

 

① 宮城県(すでに達成済み)

 

② 福島県(達成済)

 とんえぼでは定期的にラウンドワン福島店で音ゲー合宿を開催しているらしいです。

 めっちゃ参加したい

 

③ 茨城県

 ピンクパンサー 那珂店1号館

 近くに国道6号が通っていて寄りやすかったです。

 

④ 栃木県

 セガワールド 宇都宮

ここは近くに国道4号があり、寄りやすかったです。

 

⑤ 群馬県

 群馬レジャーランド 太田店

なんとここは24時間営業のゲームセンターでした。

多くのゲーセンが開店する9時よりも前に到着しましたが、無事に入店・プレイすることができました。

ただ、メダルコーナーは9時開店のようでした。

 

⑥ 埼玉県

 ウェアハウス 岩槻店

ウェアハウス系列のゲーセンは独特の雰囲気が漂っていて、今回訪れた岩槻店はトイレでビビりました。

(↓ちょっと気持ち悪いので、気になる方だけ見てください)

い on Twitter: "ウェアハウスのトイレガチで怖い… "

また以前、ここより何倍も派手な川崎店の「電脳九龍城」を訪れてビビり散らかしたことがあるのですが、2019年秋に閉店してしまったそうです。復活してほしい…

 

⑦ 千葉県

 アミューズメントエース 市川店

市川駅国道14号がすぐ近くにあってアクセスは良さげですが、近くに自転車置き場が見当たらず、苦労しました。

このゲーセンは、訳あって数年前にも電車で訪れたことがあったのですが、また同じゲーセンに、しかも自転車で訪れるとは思いもしませんでした。

 

⑧ 東京都

 アムネット 小岩店 (2021年12月15日閉店)

市川駅の次の駅である小岩駅のすぐそばで、距離的にとても近かったのでここを訪れました。

ここには自転車を止めるスペースがあったのでよかったです。

(この記事を投稿するわずか3日前に閉店してしまいました。ちょっと寂しいです…)

 

⑨ 神奈川県

 namcoラゾーナ川崎

川崎駅の目の前のビルの中にあるゲーセンで、ビルのそばに駐輪場(短時間なら無料)がありました。

ショッピングモールっぽい感じの大きなビルの一角にゲーセンがあったので、探すのに少し時間がかかりました。

 

⑩ 山梨県

 スタジオプリモ甲府

甲府駅周辺(徒歩圏内)にはゲーセンが少なく、今回訪れたゲーセンは小規模でした。

多くのゲーセンは駅から少し離れた場所にあるようです

 

⑪ 長野県

 PALO 諏訪店

諏訪IC国道20号のそばにあるゲーセンで、車でのアクセスは良さそうです。

周辺にはイオンやエディオン、ココ壱などの多種多様な店が立ち並んでおり、何かと便利そうです。

ちなみに訪れた日のお昼はこのココ壱でした。美味しかったです。

 

⑫ 静岡県(達成済)

今回の旅では店内に入りませんでしたが、以前静岡県の称号を取得したゲーセン(セガ掛川)の横を通って感動しました。

 

⑬ 愛知県(達成済)

名古屋にはたくさんゲーセンがあります。うらやましいです。

 

⑭ 岐阜県(達成済)

岐阜駅周辺(徒歩圏内)にはゲーセンが一つもありません。さびしいです。

 

まとめ

今回の旅では新たに9都県の行脚を達成しました。

特に印象に残った(キツかった)のは群馬県です。群馬県はかなり内陸に位置しているため非常に遠回りをしての旅となりました。

東日本制覇まで、残すは北海道北陸だけとなりました。北海道は近々行きたいと思っているのですが、北陸はいつ行こうか迷っているところです。

とりあえずそれは置いておいて、今回の旅で東日本の大部分が埋まったのはうれしい限りです。

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記事を書いている時点での全国行脚状況 まだまだ頑張りたい

Ⅳ 自転車旅の記録

ⅰ 往路

装備

旅で使うもののほかに、帰省先で着る服を2, 3着持ち帰るのには、リュックだけでは足りませんでした。

そこで、後輪の両側にカバンを設置できるパニアバッグをはじめ、フロントバッグフレームバッグを取り付け、自転車自体に収納スペースを増やすことで、多くの荷物を運べるようになりました。

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バッグを装備した自転車 (出発時に撮影)

もちろん多くの荷物を積めばそれだけ車体が重くなるのですが、当初はそれを甘く見すぎていたと、今となっては思います。

 

1日目 

仙台→いわき

 

 4:30 出発

 8:30 福島県に突入

12:45 郡山市に到着

19:00 いわき市内の宿泊先に到着

 

仙台から郡山までは県境付近を除いてそこそこ平坦な道でしたが、向かい風に苦しめられました。その後の郡山からいわきまで、阿武隈高地を乗り越えるのは全旅程の中でもトップクラスにキツかったです。

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朝の蔵王連峰 (宮城県蔵王町

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阿武隈高地を乗り越える頃には暗くなり始めていて焦りました(福島県平田村)

また福島県福島市が一番の大都市だと思いこんでいたのですが、郡山のほうが都会じみていて到着した時にはびっくりしました。

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福島競馬場がデカすぎて圧倒されました(福島県福島市

ちなみに自転車で県境を越えるのは人生で初めてだったので、超えたときはめちゃ嬉しかったです。

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人生初の自転車県境越え(宮城県白石市
2日目

いわき→八千代

 

 7:50 出発

 9:30 茨城県に突入

20:00 千葉県に突入

22:15 八千代市内の宿泊先に到着

 

道はほぼ平坦だったのですが、茨城県内では国道6号がバイパスになる区間が多かったため、車に轢かれそうで怖かったです。この日は昨日よりも増して風が強く、茨城県内は苦しみました。

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国道6号沿いにあった、日清のカップヌードルの工場
そばを通るとカップヌードルのにおいがして余計にお腹が空きました(茨城県取手市

また、日が落ちてから宿泊先までのルートを検索しましたが、暗闇の中Googleマップに道なき道を案内されてめちゃくちゃ怖かったです。徒歩モードで検索していたせいだったので、この経験をしてからなるべく徒歩モードを使わないようにしています。マジで怖かったです。

もう少し近場で、大きな道を通って行ける宿泊先にしておけばよかったと後悔しています。

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こんな道を案内されました 二度とこんな目には遭いたくないです(千葉県白井市

 

3日目

八千代→小田原

 

10:15 出発

12:30 東京都に突入

14:15 日本橋に到着

15:45 神奈川県に突入

21:00 小田原市内の宿泊先に到着

 

都心部は車が多くて自転車で走りにくいのかなと思っていましたが、案外道が広いところが多く、自転車用のレーンが整備されているところもあって走りやすかったです。アップダウンも少なく、比較的楽に進むことができました。

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スカイツリーを背景に記念撮影(東京都墨田区

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様々な国道の起点である日本橋(東京都中央区

この日は東京をぶらぶら観光しながらゆっくり漕いで、少し息抜きしようと思っていましたが、東京を抜けてからは距離を稼ごうと頑張って漕いでしまいました。

まさか次の日に地獄が待っていたとは知らずに...

 

4日目

小田原→浜松

 

 8:00 出発

 9:00 静岡県に突入

10:45 箱根越え最高標高到達

15:00 静岡市内を走行

22:30 浜松市内の宿泊先に到着

 

めっちゃキツかったです

ダントツで今回の旅の中で一番辛かった日です。理由を挙げていきます。

  • 重い荷物を運びながらの箱根越え。平均勾配12%ほどの激坂が5kmほど続く。
  • 国道1号のほとんどの区間自転車通行禁止で、迂回路を探しながら進むのが大変。
  • 日が暮れてから突如始まる坂登り(島田-掛川)。街灯が全く無い暗闇の中、辺り一面に広がる不気味な夜の茶畑牧之原大茶園)の農道。(昼間はめっちゃ綺麗らしい
  • 合計11時間近くの長時間走行。漕げば漕ぐほどひどくなる膝痛との激闘。

静岡県の厳しさを堪能した、忘れられない1日になりました。

ただ、辛い思いをしただけでなく美しい景色も見られたので、十分に楽しむこともできました。

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海岸沿いから望む熱海 (静岡県熱海市

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静岡険道11号で熱海を登り切った所からの眺望(静岡県熱海市

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切り立った崖が特徴的な大崩海岸
この区間だけ道が海にはみ出して海上橋になっています(静岡県静岡市
5日目

浜松→岐阜

 

 7:15 出発

 9:00 愛知県に突入

16:15 初のパンク(1時間半後に再開)

18:45 岐阜県に突入

19:30 実家に到着 無事に帰省を果たす

 

午前中は天気が悪く、今回の旅では初めての雨天走行になりましたが、午後になると雨は止みました。雨天時は合羽を着て自転車を漕ぐことになるので、視界が悪いわ熱がこもるわで、雨は降ってほしくないものです。

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3月に解体が始まった、名古屋駅前のモニュメント「飛翔」
2022年4月には完全に撤去されてしまうらしい(愛知県名古屋市

ゴール手前20kmというところで、今回の旅で初のパンクをしました。旅先でのパンク修理は人生初というのもあり、直すまでに1時間半もかかってしまいましたが、いい経験になりました。

名古屋を過ぎたところからは見覚えのある道や建物が徐々に現れ、岐阜県に入ったときはめちゃくちゃ感動しました

 

往路を振り返って

まず、自転車で数日かけて旅行するという、未だかつて経験したことがないものに挑戦しましたが、大きなトラブルなく無事に完遂できたのは本当に良かったです。

しかし、反省すべき点はたくさんありました。その中でも最も反省していることは、自転車に積む荷物の量です。平坦な道を漕ぐ分にはそこまで影響を感じませんが、少しでも上り坂になるとペダルが重くなるのがすぐに分かります。到着地に荷物を送っておくなど、荷物は最低限の量に抑えておくのが大切だと実感しました。

5日間の総走行距離は860km、総走行時間は47時間、総獲得標高は4976mでした。

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往路のルート

 

ⅱ 帰路

スタート地点へ

帰りは長野や山梨を通って帰りたいと思っていたのですが、岐阜→長野(塩尻)を下道で行こうとすると非常に急峻な木曽山脈中央アルプス)を乗り越えなければならず、今の自分には厳しいと思っていました。

そこで、岐阜から長野(塩尻)にかけては自転車を分解して電車で持ち運ぶ「輪行」というものに初挑戦しました。

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分解した自転車の様子 これを輪行袋に入れれば一緒に電車に乗ることができます

その結果持ち運びには成功したものの、途中でエンド金具輪行中に自転車を支える部品)が何回も外れたり、座れるスペースが無く2時間立ちっぱなしになったりするなど、トラブルてんこ盛りでした。

 

1日目

塩尻甲府

 

 9:45 塩尻を出発

14:00 山梨県に突入

14:15 パンク(30分後に再開)

16:30 甲府市内の宿泊先に到着

 

長野県と聞くと、険しい山々が辺り一面に聳え立っているイメージがあったので、相当気合を入れて臨みましたが、獲得標高は680mと、想像よりは厳しい道のりでなかったのでほっとしました。数々の峻岳諏訪湖など、自然の織り成す景色がとても綺麗で、走っていて楽しかったです。

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諏訪湖と後ろに聳える山々(長野県岡谷市

県境を越えた直後にパンクをして気分はどん底に落とされましたが、30分程度で修理できました。前回の旅からの成長を感じて、大きな自信になりました

山梨県甲府盆地に入ると下り坂がメインとなって楽に漕ぐことができました。さらに、甲府盆地の周囲を囲む山々がとても美しく、市街地からでも南アルプス富士山を観望することができました。

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釜無川富士川の上流部)と富士山山梨県南アルプス市

 

2日目

甲府→さいたま

 

 5:30 出発

 9:30 神奈川県に突入

11:00 東京都に突入・高尾山登山

13:45 高尾山下山

15:45 埼玉県に突入

18:30 さいたま市内の宿泊先に到着

 

朝早くからの出発でしたが、開始20km程までは朝の富士山や南アルプス甲府盆地の市街地を眺めながら走ることができて気持ち良かったです。

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早朝の富士山 厳かでした(山梨県甲府市

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南アルプス甲府盆地の市街地(山梨県甲州市

笹子トンネルから東京都に抜けるまでは若干の起伏がありましたが何とか越え、ついでに高尾山にも登ることができました。高尾山の登山道はきれいに整備されていて、気軽に楽しめそうな山だと感じました。

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高尾山登頂!(東京都八王子市)

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高尾山のふもとに売ってたこれ美味しかったです


夜はさいたま市に住む友人の家に泊めさせてもらいましたが、翌日と翌々日が悪天候だったため、ここに2日間滞在しました。

 

3日目

さいたま→白河

 

 5:00 出発

 7:45 群馬県に突入

 9:30 栃木県に突入

13:30 宇都宮市中心部を走行

17:45 福島県に突入

18:00 白河市内の宿泊先に到着

 

ほぼゲーセン行脚のためだけに群馬県へ向かいましたが、想像以上に遠回りをすることになりました(この日の総走行距離は207kmで、最長記録でした)。そのせいで距離は増えましたが、平坦な道が続く関東平野の走行ではそこまで疲れは感じませんでした。

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利根川の堤防 今回の旅の個人的ベストショット(群馬県邑楽郡千代田町

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やっとのことで辿り着いたゲーセン(群馬県太田市

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カオスな六叉路の標識 奥のやつがかっこいい(栃木県佐野市


たまたまこの日と同日に、栃木県で聖火リレーが開催されることを知ってびっくりしました。交通規制に巻き込まれなくてよかったです。

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聖火リレーで使いそうな車発見(栃木県下都賀郡壬生町

栃木県から福島県の県境にかけては徐々に標高が上がっていくので、県境に近い白河に着くころにはへとへとでした。

 

4日目

白河→仙台

 

 9:15 出発

13:00 福島市内を走行

15:00 宮城県に突入

18:00 ゴール!

 

前日の疲れもあり少し遅めの出発でしたが、今日を最終日にするぞと気合いを入れて福島県内を漕ぎ切りました。福島-宮城の県境にあるアップダウンを最後にキツい箇所がなくなり、残りはウィニングランの気持ちで走ることができました。

宮城県に入ると、ちょうど桜の季節ということもあり大河原町一目千本桜の桜並木がとても綺麗でした。

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一目千本桜の桜並木 ピークはもう少し後だったらしい(宮城県柴田郡大河原町

そしてその後何事もなくゴールでき、春の自転車大旅行は幕を閉じました。

 

帰路を振り返って

最初の輪行からあたふたして幸先悪いスタートを切りましたが、その後特に大きな失敗もなく帰りの旅も無事に完遂することができました。今回は、前の反省点を生かして荷物を少なくした結果、明らかに前回の旅よりも楽に上り坂を漕げました

もし次に輪行する機会があったら一からやり方を再確認して、今回よりはスムーズにできるようにしたいです。

4日間の総走行距離は622km、総走行時間は29時間、総獲得標高は3700mでした。

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帰路のルート 群馬県に遠回りしているのがよく分かります



ⅲ 総括

今年の春休みでは往路と帰路で2回の旅を行いましたが、パンク修理荷物の軽量化など、往路での反省点を帰路で十分に生かせたことが一番嬉しかったです。

また、普通ならこの距離は車や公共交通機関を使って移動しますが、これを人間の力を使って移動したことで、日本が陸続きになっていることを身をもって実感できました。

本当にやってよかったと思えるいい経験になりました。

*1:

(1)「ぐぞ」

元は「ぐじょ」と呼ばれていて、訛って「ぐぞ」になったという説がありますが諸説ありです。

*2:

(2)「にがしむろ」

「逃室」とも書くことがあるらしいです。

*3:

(3)「こぶけほんでん」

この辺り一帯は「小浮気」と呼ばれ、その中の「本田」にある交差点らしいです。

「小浮気⊃本田」という感じですね。