TonevoAdventCalendar

とんえぼアドカレ企画の記事を投稿するブログです!

とんえぼ活動紹介-交流戦

こんにちは。とんえぼの白石です。

 

Tonevo Advent Calendar 2022の5日目を担当させていただくことになりました。他の日の記事もぜひご覧ください。

tonevoadventcalendar.hatenablog.com

 

さて、本日の内容はサークル内では交流戦と呼ばれている、いわゆる部内戦の活動紹介になります。この活動は半年に1度行われており、参加者は毎回20名を超えるサークル内で人気のイベントです。

 

そんな交流戦では、ベースとなる対戦ルールは第1回から同じものが使われ続けているのですが、そのルールは様々なプレイスタイルの人が所属している幣サークルにとても合っているものだと思っています。そこで、この記事ではルールの説明を中心として紹介させていただこうと思います。

 

交流戦 概要

交流戦は1対1の個人戦で、ゲームセンターで貸し切った2台の筐体を使って行われます。開催日の1か月ほど前から、対戦に向けた準備がオンライン上で行われます。サークル内で人気のある機種で開催となり、今年の9月に行われた交流戦ではCHUNITHMとSOUND VOLTEXの2機種で開催となりました。

 

交流戦の店内ポップ

 

全体の流れとしては、以下のようになっています。

 

  1. 対戦相手決定
  2. 自選候補曲を1人2曲提出、10曲からなる課題曲リストが決定
  3. BAN曲を1人1曲提出
  4. 当日、リスト内から1曲ずつ自選曲を選択、3曲目は残りのリスト内からランダムで選ばれて決定(二本先取)

 

順に解説していきます。

 

1.対戦相手決定

レートやボルフォースといった実力の指標となるものを基準にして、実力の近い人同士で当たるように対戦が組まれます。また、対戦組ごとに課題曲のレベルの範囲が指定されます。

 

2.自選候補曲を1人2曲提出、10曲からなる課題曲リストが決定

自選曲として当日プレイする可能性のある曲、自選候補曲を1人2譜面、指定レベル内の曲を対象に好きな譜面*1を選んで提出します。お互いの自選候補曲の計4曲に、ランダムで決定された課題曲6曲を加えた計10曲からなる課題曲リストが発表されます。

 

課題曲リストの例

 

このとき課題曲リストは、自選候補曲がどの曲なのか伏せられた状態で発表されます。よって、相手に選んだ曲がバレないようにあまり公にしていない得意曲を選択したり、自分を象徴するような得意曲を正面から選択したり、相手の苦手曲を調べて選択したりなど、様々な選択肢があります。

 

3.BAN曲を1人1曲提出

課題曲リストの中から1人1曲プレイしたくない曲を選び、BAN曲として提出します。BAN曲は課題曲リストから除外され、最終的に課題曲リストは8曲になります(お互いのBAN曲が被った場合は9曲)。ここまでがオンライン上での行程となります。

 

BAN後課題曲リストの例

 

自分の苦手な曲や、相手が自選候補として選んでいそう、得意そうな曲を予想して消すことになります。BAN曲提出期間には、Twitter上で「俺だけ8曲BANさせてほしい」みたいなツイートがよく見受けられます。

 

4.リスト内から1曲ずつ自選曲を選択、3曲目は残りの課題曲リストの中からランダム選択で対戦

当日対戦する直前に、課題曲リストの中から最終的に自分がプレイしたい曲を1曲選んで発表します。お互いの自選曲をプレイ後、残った課題曲リストの中から1曲がランダムで選ばれ、3曲目としてプレイします。勝ち点制で、2本以上とったプレイヤーが勝利となります。

 

ホワイトボードで自選曲発表 楽しい

 

相手の自選曲を見てある種の答え合わせのようになり、ガッツポーズをしたり逆に頭を抱える人がいたりと、このタイミングはとても盛り上がります。

 

1、2曲目はお互いの自選曲ということで1本ずつ取るという展開が多そうに思われますが、実際は一発勝負で緊張もあり、相手の自選曲を跳ね返して勝負を決めてしまう試合もあります。お互いに相手の自選曲で勝ち点を取り3曲目に進むという試合もあり、そうなるととても白熱します。

 

そして3曲目で勝負が決まりますが、いかに課題曲を練習できたか、徳を積んだか*2が勝負の分かれ目となってきます。

 

このルールのここがすごい!

私がこのルールで一番いいと思っている点は、課題曲10曲をプレイしていれば最低限戦える土俵に立てるという点です。

 

音ゲーの対戦でよくある例として、相手がプレイしていなさそうな初見殺し系の曲を投げることで有利に立つというものがあります。もちろん、そのような戦略は場面によっては有効で面白いですが、一方的な勝負になってしまいます。

普段はエンジョイ勢としてプレイしている人がそのような譜面でボロボロになっている様子は、観客として見ていても辛いものがあります。

 

このルールでは10曲、BAN曲を除けば最低8曲を練習すればよいので、そのような場面は起こりません。そして何より、参加のハードルが低いです。幣サークルにはプレイ埋めはしていない人や、多機種勢で久しぶりにプレイする機種で参加する人など様々な人が在籍しており、そんな集団に合ったルールだと思います。

 

とはいえ、少ない曲数の中でも駆け引きがあったり、自分の好きな曲をリストに入れられて2曲中1曲は必ず自選曲として選べるなど、楽しさも十分にあります。

 

また、ルールから話は外れますが、音ゲーで多くの人に見守られる中、選手として対戦するという機会はなかなかありません。自分がプレーするのはもちろんですが、他人の対戦を目の前で見ていると音ゲーのモチベーションがもらえるので、いいイベントだと思います。

 

最後に

とんえぼで行っている活動の1つとして交流戦を紹介させていただきました。とんえぼは他にも楽しい活動を行っているので、興味のある方はとんえぼHP、より詳しい内容を知りたい方は昨年のアドカレで現とんえぼOBのnabeさんが寄稿されている以下の紹介記事もぜひご覧ください。

tonevoadventcalendar.hatenablog.com

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

おまけ

前回の交流戦で、課題曲にあったLastΩmegA[MXM]をたくさんプレイしているうちに深刻な癖がついてしまいました。せめて相手の自選曲には選ばれてほしくない、そこで…

 

このツイートをしたときには9700k程度しか出なくなっていた

 

交流戦前日に、2週間ほど前に出した自己べをあたかも今出したかのようにツイートしました。相手の自選曲はいかに…?

 

 

 

 

 

 

 

 

~完~ (対戦相手は私のツイートは見てすらいなかったらしいです)

 

 

 

*1:解禁曲は相手が持っている場合に限るなどの制約はあり

*2:徳を積むと自分の得意曲が選ばれる