TonevoAdventCalendar

とんえぼアドカレ企画の記事を投稿するブログです!

コスイベに参加してみましたレポ(とその事前準備)



この記事は
 TonevoAdventCalendar の15日目の記事となっております。ぜひ他の記事もご覧ください。

1.はじめに

 こんにちは15日目担当のおたわです。今回は音ゲー要素を全く入れない記事を書きます。許して。今回のテーマは

 コスプレ

です。この一年あまり音ゲーそっちのけでひたすらコスプレをやってきたのと、とんえぼ内でもコスプレの機運が高くなっている(ほんと?)ようなので執筆に至りました。

 本記事では今までの自分のコスプレ変遷を紹介した上で、コスイベに参加するまでの準備とその様子をまとめようと思います。ちなみに本記事の翌日に別部員による女装やってみましたレポが掲載されるようなのでそちらもぜひご覧ください。

2.自身のコスプレ変遷

 自分のコスプレ経歴を簡単にまとめます。X(旧Twitter)の本垢は@otawa_tawaですが名義とアカウントを分けてコスプレ活動をしています。

  • コス垢:探してみてね(フォロー歓迎です)
  • コスプレ歴:本格的にやっているのは1年と少し
  • コスしている作品:ウマ娘、あんスタ、刀剣乱舞東方project

作例をいくつか

ウマ娘アグネスデジタル(最推し)

ウマ娘ミスターシービー

刀剣乱舞:大倶利伽羅

あんスタ:朔間零

あんスタ:羽風薫

 と、まあこんな感じで作品も男装も女装もごちゃ混ぜで色々やっております。主にどんなところでコス活動をしているかと言うと

  • コスイベ
  • 同人イベ
  • スタジオ撮影会

と言ったところが主なものになっています。これらのイベントで月に2,3回コスしている気がします。最近は他大学のコスプレサークルに入ったり、コスプレ関係の知り合いが増えたのもあってスタジオ撮影の割合が徐々に高くなっている気がします。

 今回は自分がよく行っているコスイベについてその事前準備と当日の流れについて書いていこうと思います。

3.コスイベについて(注意事項も含む)

 コスイベは実は調べてみると意外といろんなところで開催されています。自分がよく行くメジャーなものは以下のものかなと思います。

 他にもあると思いますが、ググってみると地域ごとに結構やっていたりするので調べてみましょう。中には辺境の地で開催されているものもありますが、ロケーションが素晴らしかったりするので旅程を組んでいくのもありかもしれません。

 コスイベは大きく分けて2種類のイベントに分けて考えて良いです。1つ目が交流のためのイベント、2つ目がロケ撮影のためです。

 1つ目の交流のためのイベントとして有名なのがアコスタです。こちらは初心者向けです。特にアコスタは池袋で毎月開催されており、多くの人が交流して賑わっています。コミケなどの同人イベにちょっと近い雰囲気な気がします。

 2つ目のロケ撮影のイベントとして有名なのはラグコスです。

www.worldcosplaysummit.jp

 こちらは上級者向けです。愛知県の蒲郡にあるラグーナというところで年に数回開催されています。これは超上級者向けといった感じで、車をどうにか用意した上で基本はカメラマンさんと一緒に行動するものらしいです。

 今回はアコスタの参加について書いていきますので、主にその参加における注意事項に関して書いていきます。

  • イベントの規約は必ず読み込む
  • メイクは基本床で行う、机があるイベントはレア
  • 昼食は食べられないと思っていい
  • レイヤーさんカメラマンさんと交流する時は最低限のマナーを守る
  • 不審者への対処も頭に入れておく
  • 帰りの更衣室は混むのでちょっと早めに上がる

順に見ていきます。

イベントの規約は必ず読み込む

 当たり前のことだろ…と思うかもしれませんが、同じイベントでも開催会ごとに細かく変更されていたりするので毎回読みましょう。特に武器などの装飾品の扱いや男性の女装に対する扱い、コスもカメラもしていない人への対応方法などはどのイベントも異なるのでよく読んでおきましょう。

昼食は食べられないと思っていい

 これも初見殺しなところがあります。なぜかというとコスプレによってはそもそも飲食が困難であったり、コスイベの時間がタイトだったりするからです。それでも大丈夫だよ〜という人たちが昼食時間を取っている印象です。

メイクは基本床で行う、机があるイベントはレア

 これは初見殺しなところがあると思います。メイクや着替えは机があるものだろと思われがちかもしれませんが、大半のコスイベにはそういったものは存在しません。床に座って行います。ですので、あらかじめ床で地べたに座ってもメイクできるように慣れておきましょう。

レイヤーさんカメラマンさんと交流する時は最低限のマナーを守る

 これも当たり前かもしれませんが、意外と守られていないことが多いです。例えば

  • 無断で盗撮しない
  • 話しかけたいレイヤーさんが撮影中や取り込み中の場合は終わるまで待つ(列ができている場合は並ぶ)
  • 交流する際に挨拶とお礼はきちんとする
  • 交流する際の身なりは整える(男性の女装コスプレ姿で交流しにいくなら特に大事。クオリティーはともかく見た目をキレイにする努力はする)
  • X(旧twitter)アカウントを教えてもらうのは問題ないが、無闇にフォロバや繋がることを強要しない
  • 撮らせてもらった写真は絶対に無断でツイートしない(どうしてもしたい場合はDMで改めての挨拶と共に事前に許可をとる)

 その場で会ったレイヤーさんにツーショをお願いすること自体は基本問題ないので、マナーを守った上でお願いしましょう。断られてしまうこともあるかもしれませんが基本は大丈夫です。

 また、その場であったカメラマンさんに撮影をお願いされることがあります。基本的に無理でなければ応じてみましょう。その際にどんな感じで撮るのか、撮られたいのかを綿密にコミュニケーションできるといい結果になると思います。また撮ってもらった写真を後日どういう風に共有してもらうかなども含めて、その場で連絡先や共有方法を確認するとめちゃくちゃ良いです。

不審者への対処も頭に入れておく

 自分は幸い不審者に遭遇したことは”あまり”ないのですが、盗撮されたりセクハラまがいのことをされたという報告は身の回りで多数入っています。特に女性でコスイベにあまり慣れていない方はソロで参加するのではなく、複数人で参加するようにしましょう。

 万が一絡まれてしまった場合は「次、急いでるんで」と言ってその場を離れたり、近くのスタッフや知り合いに助けを求めましょう。あまり関わらないようにするのが得策です。

帰りの更衣室は混むのでちょっと早めに上がる

 レイヤーの人たちはギリギリまで交流や撮影をしたがるため終了間際の更衣室が非常に混み合います。注意喚起というよりちょっとしたコツなのですが、混雑を回避するために少し早めに撤収しましょう。

4.コスイベの準備

 実はこの準備が色々大変だったりします。やらなくちゃいけないこととして以下のものが挙げられます。

  • ウィッグのセット(must)
  • 服装や装飾、カラコンの確認(must)
  • メイクの確認(wantだがほぼmust)
  • ポージングの確認(want)
  • パッキング(must)

と色々あります。順に解説していきます。

 

服装や装飾、カラコンの確認

 コスをする前にコスしようと思っているキャラの服装や装飾を確認します。有名なキャラなら通販で売っていますが、有名じゃないキャラだと自作したり部品をオーダーしなければなりません。

 さらに通販で買う場合、数多くの通販サイトや業者が存在します。中には悪質な業者も普通に紛れているので注意が必要です。以下は自分が使ったことあるか、周囲に評判を聞いたことのあるサイトを下記に記していきます。

 この中でオススメはメルカリです。正確にいうとメルカリで出ている中古衣装です。通常より安く手に入るのと、出品者がレイヤーであることがほとんどなので着やすいように加工が施されていたりする場合があります。それと業者と違って対応がスムーズにいき、発送も段違いに早いです。全員メルカリを使え。

 カラコンも目に問題がなければ装着することを強くお勧めします。キャラに合ったカラコンは有名キャラの場合はググったら基本出てくるのでそれを書いましょう。出なかった場合は似たような色のものを買いましょう。

ウィッグのセット(must)

 実はこれが一番大変です。市販でキャラウィッグが存在するようなキャラだったらまだいいのですが、存在しないキャラは作らなければなりません。あるいはオーダーかメルカリでセット済みウィッグを購入するという方法もあります。

 自分はキャラウィッグが存在するようなキャラばかりやっているので、キャラウィッグをよく買っています。しかし購入して終わりではありません。キャラウィッグの場合でも大抵は毛が長すぎたり、セットされていないことがほとんどなのでここからカットやセットしていきます。

 カット及びセットの仕方や必要な道具はググったり、X(旧twitter)で検索して参考にすると難しいながらもいい感じに仕上がるかと思います。最初はヘンテコな仕上がりになるかもしれませんが、これは慣れなので量をこなしましょう。

メイクの確認(wantだがほぼmust)

 これは何をするかというと、キャラに合わせたメイクをなるべく再現するという話です。基本的に自分の顔立ちの特徴となろうとしているキャラの差分を確認するという作業に近いです。

 自分の場合はYoutube、他レイヤーのコス写真、コスプレ雑誌のメイクコーナーなどの媒体を参考にして、それを基本的にコピーした上で少しアレンジを加えます。この中でおすすめはYoutubeです。コス写真は基本的に重加工だったり元の顔面が整っていたり、と参考にならないこともあります。その上、Youtubeだとメイク過程やメイク道具も明確にわかるためコピーしやすいです。

 コピーする際はXだと「〇〇(キャラ名)_コスプレ」で検索すると大抵出てきます。YouTubeだと出てこない場合が多々ありますが、その場合は傾向が似ている有名なキャラを頑張って探すと参考になりうるものが出てきます。

ポージングの確認(want)

 これはコスを撮られる時にどう撮られたいかを考える際に必要です。ゲームの立ち姿やレイヤーの写真集や作品を参考にするといいかもしれません。特に異性のキャラをやる場合は、どうやったら異性っぽく見えるかを意識するといいと思います。

 例えば、これは自分の最推しアグネスデジタルを撮ってもらった時ですがいくつか工夫を凝らしています。

 

アグネスデジタル(しゃがみ)
  • 身長(178cm→143cm)と体格(成人男性→かなりロリ体型)をごまかすために座り姿勢にして、足を閉じる。脇も締めて身体を小さくする。
  • 顔を小さく見せるため髪と指のポーズで隠す
  • ちょっと上から撮ってもらう

 (と重加工で)なんとかしています。少し意識するだけでだいぶ変わります。この辺は自分だけで考えるのではなく、カメラマンさんや他の人に見てもらうといいかもしれません。

パッキング(must)

 言わずもがな、荷物詰め。忘れ物がないかを確認しよう。

5.コスイベ当日

 いよいよコスイベ当日です。当日は基本的に朝が早いです。自宅でメイクを済ませる場合だとさらに朝が早くなります。自分は朝が弱いので基本的にメイクも更衣室で行います。

 普段のアコスタは池袋などで開催されるのですが、今回は相模湖プレジャーフォレストという辺境の地イルミネーションが素晴らしいところで開催されました。

 八王子駅まで電車で向かい、そこからレンタカーを借りて向かうことにしました。当日はレイヤー友達(オグリキャップ)とカメラマンの友達(ハチワレ)と3人で向かいました。八王子駅から長い道中運転してもらい、受付を済ませていざ更衣室へ

辛うじて舗装されている坂

 ひたすら登山していく……

山の中

 こんなところに更衣室があるのか…男子更衣室は基本的にどのイベントも冷遇されがちです。人数も少ないし…むしろ男性不可のイベントも珍しくないです。場所はとんでもなかったですが更衣室自体は快適でした。気を取り直して当日の自撮りがこちら

加工えぐい当日の自撮り

 まあ、いい感じかも。そして、ネタ写真も含めて撮れた写真はこちら

顔ハメパネル

ウマ娘テイエムオペラオー

テイエムオペラオー(プボくん応援)

 めちゃくちゃいい写真も撮っていただいたし、現地で会ったレイヤーさん方とも交流できて本当に充実したイベントになりました。運転も任せてしまった*1。ありがとうございました。そしてアフター

チバちゃん八王子店

 これがたまらねえんだわ。八王子で呑んでいることをすっかり忘れていたため、終電を逃しかけました。なお、同行者たちは逃したもよう。

6.終わりに

 準備や気をつけなければならないことは多々ありますが、コスプレはやってみると意外と楽しいです。これから始めようとしている人、あるいは既にやっている人の参考になればと思います。

 なお、写真は既にSNS上で掲載したものの再掲になります。カメラマンのAzureさん(@6am6y_ennea)、ねかさん(@nk_camera)、しろがねさん(shirogane_cam)、しまさん(@shim_yp)にこの場で御礼を申し上げます。

*1:北海道でレンタカーを電柱にぶつけたことがある旨を話したら全力で運転を回避させられることになった