TonevoAdventCalendar

とんえぼアドカレ企画の記事を投稿するブログです!

秋アニメ視聴中31作Tier表、いきます!

とんえぼ2年目の佐藤です。アドカレ初参加です。よろしくね(2回目)

 

この記事が上がっているということは記事作者がウマ娘10話のリアタイが終わった辺りだということだと思います。

 

この記事は音ゲーに全然関係ないので、音ゲーに関する記事を読みたい方は1本目のこちらをどうぞ!!

↓↓↓

https://tonevoadventcalendar.hatenablog.com/entry/2023/12/07/000010

 

さて、みなさん突然ですがアニメは見ているでしょうか。私は普段からそんなにアニメを見るタイプでもないのですが、今期アニメが空前絶後の大豊作なこともあってか私は30本も視聴してしまっています

 

 

というわけで私のアドカレ2本目の記事は、現在視聴しているアニメの個人手なランキングと、その中でも語りたいものをいくつかピックアップして紹介して行くのをやりたいと思います!

(追記:記事書き終わってみたらなんか全部のアニメについて書いていた)

 

なんでって…?やってみたいじゃないですか…アニメランキング…

まあ見てないのも色々ありますが、あくまで私が見てる範囲でということで

 

公開時期的に9話か10話時点でのランキングになると思うので、最終的な評価には直結していないので悪しからず。あくまで「今からでも間に合う!」的な視点でどうぞ。なので最終盤に調子を高めてくるアニメには対応していないんですね

 

釘を指しておくけどあくまで個人的な評価なので悪しからず

 

というわけで早速評価です

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評価基準は毎週の楽しみ具合、あとは客観的に評価できる部分がどのくらいか。下の方のものでも普通に楽しんでいることを留意しておいてください。

 

↓以下レビューですらない一言紹介↓

 

 

Cランク

 

星屑テレパス

FOD独占(絶望)。一応「今からでも間に合うよ!今期アニメ面白いよ!」ってことで書いてますけど、この作品に限っては間に合わないかもです。自分はTVerで見てます。

きらら系っぽいキャラデザの可愛い女の子がたくさん出てくるアニメ。監督かおり、シリーズ構成高橋ナツコのゆゆ式の布陣で、中身のない緩めなアニメかと思ったら意外と中身が…ある!というかぶっちゃけそんなに緩くはない、割と唐突にギスギスしだすし…と思ったけど最新話見る感じこっちが星屑テレパスの本質なのか…?

原作漫画だと長い目で見てくれる読者がついてくるだろうけど、とりあえずアニメ作品だと日常系とシリアスのどっちかにチューニングした方が伸びやすいような気もした。それを見越してのFOD独占なのかな…?

主人公が人を選ぶ感じなんですが、一応ちゃんと成長してると思います。みててなかなかしんどいところもあるけど頑張れ

秋月さんかわいいですよね。メガネ外したらもっと好みですが。

 

婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む

タイトル通り。緩く見れます。

婚約破棄されて辺境の地に追放されるってよく考えると重いシチュエーションなんだけど、なろうの導入あるあるなのであんまりそんな感じがない。

 

冒険者になりたいと都に出ていった娘がSランクになってた

タイトル通り2。

なろう系好きなら普通に楽しく見られると思います。なろう系ファンタジーの文脈がありながら、家族をテーマにしているのでなかなかほっこり出来ていい感じ。

 

聖女の魔力は万能です

安定。一期が面白かったので見てますが2期もちゃんと面白いです。こういう脳死でニヤニヤできるアニメ好きなんじゃ。


豚のレバーは加熱しろ

豚のレバーを生で食べたら食あたりして豚に転生してしまった(ここタイトル要素)主人公が、主人公の思考を読み取れる"イェスマ"の少女ジェスと出会い旅をする話。

1人と1匹の愉快な珍道中的アニメだと思っていたら世界観が予想以上にハードでビックリした。

記事公開直前の9話は制作が追いついていないのか放送延期が発表。こちらもなかなか予想以上にハードな制作環境のようだ。

 

攻略うぉんてっど!〜異世界救います!?〜

ゲームの世界に転生しちゃった〜!系。作画が3Dでゲーム的な演出を多数採り入れて居るのが特徴のなろう系アニメ。こちらの主人公(イノー)もポーションのカオルと同じく前世ではブラック企業のOLだったという設定で、イノーもなかなか苛烈なキャラなんだけど、調子乗り屋の妹的キャラが他に居てストッパーになってるのでストレスが少なくなかなか楽しく見れている。

 

帰還者の魔法は特別です

韓国産なろう系ファンタジー。世界の終わりに立ち会った主人公が過去に戻って、世界を救うためにもう一度やり直す話。

まあ話はテンプレなのだがいかんせんテンポが遅くて作画も微妙。

キャラに目新しさはないんだけど、テンプレなろう貴族(やたら性格が悪い)がめちゃくちゃ出てきてそこは結構面白いと思っています。

 

Bランク

 

聖剣学院の魔剣使い

学園を舞台にしたソードファンタジー。"聖剣"とは異能の概念の総称で、剣に限らず大砲だったりボウガンだったりする場合もあります。主人公が現代に少年の姿で復活した魔王という設定で、簡単に言うとなろう系要素をミックスした石鹸枠という感じ。

ラノベアニメ!!って感じでヒロインがたくん出てきて、ちょっとえっちい感じがある()ファンタジーものなんすね〜。雰囲気は同じ作者の「精霊使いの剣舞」に似てる。

個人的には「こういうのでいいんだよ、こういうので」感がある。主人公が好感持てるキャラなのも楽しむ上では大きなポイントかも。

 

ウマ娘 プリティーダービー Season3

めちゃくちゃ楽しんでみてます。2期のいい所を引き継いでいて、まあ2期ほど激動って訳でもないけどジンワリ染みてくる良さがあります。

レースシーンも相変わらず良くて、オススメは9話の天皇賞・春。レース中の駆け引きとかアングルが練り込まれてて面白い

小ネタを探ったり、実際の元ネタのレースと比較して見たりする楽しみがあるので、ウマ娘から競馬に入って楽しんでる…って人にはかなりいい塩梅なんじゃないかと思いますね。

 

経験済みなキミと、経験ゼロの俺が、お付き合いする話。

1対1のラブコメ作品。シチュエーションはタイトルの通り。導線が親切。主人公がめちゃくちゃ童貞くさいんだけど、しっかりヒロインに一途で好感が持てるのが良い。ヒロインは可愛いけど貞操観念がガバガバで、タイトル通り非処女なんだ。過去の彼氏にすぐ身体を許してはすぐ飽きられて…って経緯持ちなんだけど、ちゃんといい子でその事に悩んでたシーンはなかなか心が痛かった。

途中でサバゲー回があるんだけど作画と効果音がペラッペラで面白かった。多分サバゲーの隠密行動のシーンより主人公がヒロインの妹からこっそり逃げようと匍匐前進するシーンの方が気合が入っていた。

 

鴨乃橋ロンの禁断推理

どんな難事件も解決してしまう頭脳を持つが、無意識に犯人を追い込んで自殺させてしまう探偵の鴨乃橋ロンと、ピュアな新人刑事の一色都々丸のコンビで様々な事件を解決していく…というバディ探偵もの。

ぶっちゃけ推理面はガバガバな部分があったりする感じなんですが、キャラが魅力的なので面白いです。

ちなみにとある事件の内容が、「催眠術師として活動する犯人が、サクラの人間を催眠術の名目で電波に乗せて堂々と殺した」という内容なんですが、犯人の主張が「催眠術で殺したから立証できなくて罪にはならない」というもので、いや目の前で殺す宣言しといて、実際に相手も死んでいるのにそれは無理があるだろう…と思いました。

 

ゴブリンスレイヤー

ゴブリンスレイヤーの2期。話は安定に1期からのゴブリンスレイヤーの流れを汲みつつ、話が進んで作風が微妙に明るくなっているかな?っていう感じ。多分ゴブリンスレイヤーさん以外の掘り下げが増えてるのも関係してるかな。普通に面白い。制作会社が変わった影響か、キャラデザがなんかめちゃくちゃ可愛くなっててちょっと面白い。蜥蜴僧侶の目がめちゃくちゃキラキラしている。

 

BEYBLADE X

ベイブレードのアニメ。児童向けらしいコテコテのキャラ付けが個人的には新鮮で楽しんで見れています。

主人公が活躍するのはまだ先らしいですが、年間アニメなので長い目で見ていこうと思います。マルチちゃん可愛い。

 

最果てのパラディン 鉄錆の山の王

小説家になろうに掲載されている小説が原作のファンタジー作品。今作は2021年秋に放送されていた最果てのパラディンの2期です。

話としては王道異世界ファンタジーなんだけど、キャラクターが魅力的で面白い。主人公は聖騎士なんだけど、名前だけじゃなくて形もしっかり聖騎士ムーブしている主人公なのが珍しいと思った。やっぱりなろう系らしく前世の記憶を持っているんだけど、前世を後悔していて今度はちゃんと生きようと決意している。やっぱりベタだけどこういうキャラ付けは納得感があるよね。無職転生の主人公しかり。

ちなみに、なろう産のファンタジーにしては珍しく主人公のパーティーに一切女性が居ないんだけど、まあ白エルフのメネルドールくんが可愛いので無問題です。

 

Aランク

 

盾の勇者の成り上がり Season3

自分はキャラが魅力的なアニメは面白いよねって感じるのですが、これもそんな感じです。

色んなメンバーが増えて賑やかになった盾の勇者一行もいいですが、何よりいいなぁと感じたのが盾以外の三勇者の扱い。一期では小憎たらしいお邪魔キャラみたいな印象だった彼らがそれぞれに成長して、しっかり"勇者"として活躍しているのがとてもカッコイイです。

 

ひきこまり吸血鬼の悶々

ひょうなことから軍を率いる将軍になってしまった引きこもり吸血鬼の主人公(コマリ)が実力不足を悟られないように、人を殺してもすぐ生き返る世界でハッタリをカマしながら愉快な戦争ごっこをしていく…という話。まあ主人公は自覚がないだけで血を吸ったら最強モードになるし、真の意味で人を殺せる敵組織も現れるんですが。

あまり大きい流れの話って感じではなく、3〜4話毎のヒロインの問題を解決しつつ見せ場では主人公がド派手に力を解放して敵を蹂躙していく!…っていう一昔前のラノベアニメの文脈を女主人公でやっている感じ。やっぱりこういう王道の流れは安心するし見ていて楽しい。コマリが存分に力を解放して戦闘するシーンの作画がめちゃくちゃ良くて面白いです。

 

アイドルマスター ミリオンライブ!

アイドルマスターのアニメ。ミリマスは初履修なのですが、アイドルアニメってこういうのだよね!!!って感じでめちゃくちゃ楽しんで見れてます。ニチアサ枠で放送してるので、その辺もストレートな味付けに関係してるかも。

紬ちゃんが可愛いのでミリシタ初めて見ました。ちまちまファン活していきます。


私の推しは悪役令嬢。

なろうの乙女ゲームに行く系のやつ。本人が悪役令嬢になるんじゃなくて、主人公の悪役令嬢狙いで立ち回るやつ。

ファンタジー的な世界観で主人公はやはりと言うべきか、ゲームの知識があるので無双します。

このアニメの魅力といえばやっぱり悪役令嬢のクレア様。悪役令嬢というタイトルだけどツンデレ可愛い良い子で、むしろやたら付きまとってくる主人公の方が鬱陶しいな…って感じるやつ。

元ネタが乙女ゲーなので一応攻略候補のイケメンが出るんだけど、本当に主人公がなんの反応も示さずに(スン…)って感じなのがなんかシュールで面白い。

序盤は結構軽めのノリで進んでいくんだけど、途中から「アレ…?話が意外と真面目…というか社会派で結構重苦しい」ってなるんだけど序盤の軽さで調和されてる感じがある。

とりあえずクレア様可愛い。

余談ですが、主人公の友達の中に兄に恋愛感情を抱いている+外患誘致を侵していることが途中で判明するキャラがいるのですが、主人公はゲームの内容が分かっているので彼女の素顔を知りつつどんな気持ちで接していたのかが気になります。

 

シャングリラ・フロンティア

クソゲーマーがクソゲーで培ったスキルを活かしてVRMMOで無双する話。

メインのゲームで遊ぶ回の他に、クソゲーで息抜き(?)したりする回もある。

まあ、ぶっちゃけゲームしてるだけなんだけど、これが面白い。ゲームしてる姿って見れちゃうからゲーム実況的なジャンルが流行るし、それがアニメ的に演出されてたらまあ楽しく見れるよね。作画のC2Cさんもクオリティが高くて素晴らしいです。シンプルにアニメとしての質がいい。

話自体はじっくり丁寧に進めていっている感じです。オープンワールド的なゲーム性と主人公の自由奔放さが相まってどんなところに着地するのか分かりませんが、2クールとても楽しみなアニメです。

 


でこぼこ魔女の親子事情

今季の日常枠。作画のユルさと演出のユニークさがキャラにマッチしていてめちゃくちゃ笑える。

見た目幼女のお母さん魔女でツッコミ役のアリッサ、見た目大人の魔女の拾い子で天然ボケ担当のビオラ(親子で見た目が「でこぼこ」なのがタイトルの由来)、緩い見た目で長命種の視線から物申してくるフェニックスなど…他にも愉快なサブキャラが沢山いて、見ていて楽しい。

アリッサの古賀葵さんの声いいね。好き。アリッサがなんやかんやお母さん力を発揮してその場をまとめているのがいいなぁと思ったり。

まああとはED曲がなかなか楽しい曲で、間奏に次回予告を被せてきたりするのもなかなか新鮮に思ったり。

特に大きなストーリーラインはなく、基本的にギャグアニメなんだけど、全体的な雰囲気が暖かくて見てて安心できるのが強み。まさにこういう作品を一期に1本は見たいって感じのアニメ。

 

アンデッドアンラック

今期アニメ一二を争う良OP。いいね、最高だ!

「否定者」という概念を否定する異能力を持った主人公たちのバトル漫画。キャラが一人一人魅力的で見ていて楽しい!展開が1話からずっと早いんだけど、悪い速さじゃなくて飽きる瞬間がない…って方向性なのが素晴らしい。主人公…というか戦闘スタイルが有り得んキャラが多くてシュールギャグみたいな絵面になってます。というかシュールギャグなのでは?

 

君のことが大大大大大好きな100人の彼女

ブコメ要素のあるカオスなギャグ漫画。タイトル通りどんどんの彼女を加入させて100人まで増やしていく話らしいです。加入回は真面目にこなしている関係か、アニメでは5人目までしか進んでおらず。ちなみに原作漫画でもまだ100人の半分すらいってないらしい。

基本的に比較的真面目な加入回をこなして間に頭のネジが飛んでる日常回(日常回?)が入るという構成。話の内容はぶっ飛んでるけど、主人公がめちゃくちゃ好感持てるやつで、ヒロインも基本的にみんないい子なので楽しく見られる。

 


ラグナクリムゾン

めちゃくちゃ面白い。右肩上がりで面白くなってる。

ありえない強さで人類を滅ぼさんとする竜種を、竜を倒すために未来の自分から能力を継承した主人公(ラグナ)・竜種でありながら竜種の殲滅を目論むクリムゾンの2人で倒していく漫画。クリムゾンが目的のために人類側のラグナに協力するんだけど、クリムゾンはめちゃくちゃに嫌な奴なので、目的を倒すためにガチガチに…時には人類の犠牲を容赦なく厭わないかのような策を取るんです。しかし、ラグナによってその策を破壊され圧倒的な能力バトルに突入し、その戦闘がまためちゃくちゃカッコイイ。オススメは6〜7話位のアルテマティア戦。覚悟決めてからのラグナさんカッコよすぎる。

 

Sランク

 

16bitセンセーション ANOTHER LAYER

アキバを舞台にしたタイムリープもの。美少女ゲーム(エロゲともいう)をこよなく愛する主人公が美少女ゲー全盛期の秋葉原タイムリープして、過去に存在していた美少女ゲームソフト会社でソフト開発を手伝う…といった話です。

このアニメの凄いところと言えば、まず日本のエロゲ史に登場する名作の数々が実名で登場していること!賑やかしの為の要素で終わっているというわけでもなく、そのゲームがちゃんと物語を進める上でのキーアイテムになっているのもポイントです。

ゲーム制作にはプログラマーシナリオライターイラストレーターといった様々な役職がある訳ですが、キャラがみんな魅力的でとてもいいです。個人的にはPC98への熱い想いを秘めたプログラマーの守くんが好きです。

個人的今期のダークホース、めちゃくちゃ面白いけど、タイムリープものの展開が読めない感じも面白さに寄与していると思うので、せっかくだからネタバレなしで見てほしい

 

ティアムーン帝国物語〜断頭台からはじまる、姫の転生逆転ストーリー〜

めちゃくちゃ面白い。1度ギロチンで死刑にされた皇女の主人公が、過去に戻ってギロチンの運命を回避する為に奔走する話なんだけど、主人公があくまで死刑を回避するためにやろうとしている事が上手く回っていく様子が、見ていて愉快で面白い。主人公のミーアのキャラも、基本自己中心的でちょいゲスな感じのキャラなんだけど、根底にある良心的な部分か滲み出るシーンが多々あって好感が持てるし、彼女のやる事も基本的に「え?私また何かやっちゃいました?」的な感じで上手く進んでは行くんだけど、肝心な時には彼女がしっかり策を思いついて上手い方向に向かっていくのがバランスが良い。

あとナレーションがノリノリなのも面白いですね。ともかく今期オススメの1本。

 

ミギとダリ

キービジュから内容が想像出来なかったけど見てみたらかなり面白かった。

シュールギャグで笑わせてくれながら、本筋の方もミステリー方面もしっかり進めていってくれるので、ギャグ強めながら出オチ感がなくしっかり続きを気にならさせてくる作品です。

絵面わセリフの言葉選びが独特でシュールなので毎話爆笑してます。

ただ、どんな感情で見ればいいのか時折困ることはある。同じ作者の「坂本ですが?」も割とそういう所があったけど凄く面白いアニメだったけどね。でもとりあえず川でのミギとダリの和解シーンは普通に感動した。

最新話を見た感じ、家族の温かさっていうのがテーマになっている感じがするし、造りものの家庭を演じている人物がラスボスとして登場するのにも対立構造を感じる。

ダークホースで面白かったアニメ。とりあえず見てみて欲しい

 

薬屋のひとりごと

なろうの最終兵器(n回目)

なろう系中華風ファンタジーの味。主人公(猫猫)が薬(毒)の知識で無双していく系のアニメなんですが、キャラが愉快で見ていて楽しい。

大きな1本筋がある感じではなく、1話1話ゲストキャラに関する事件が起こって、それを解決していくタイプのアニメでサラッと見ることが出来るんですけど、伏線の張り方や回収がしっかりしていて推理アニメとしても上質な点も魅力的だと思います。

 

葬送のフリーレン

今季話題No.1作。序盤は金曜ロードショーで初回4話!と堂々登場した割にはゆったりした話だな?って思ってましたが(キャラクターが魅力的なのでやり取り見てるだけでも楽しいですが)、シュタルクが加わって魔族との戦いが本格的に始まる辺りからめちゃくちゃ面白い。これ、シュタルク出てから割と笑いあるなこのアニメ…ってなるのも大きいと思いますが。

本格のいい所はやはりキャラクターが魅力的な所にあるかと思います。過去と今の勇者パーティーがどちらも魅力的で、今の冒険に合わせて過去のパーティーの掘り下げが進んでいくから"過去の人達"って感じが少なく、その一員であるフリーレンにも上手いこと感情移入しやすなっているのも面白さに繋がっていると思う。

まあとりあえず今期といえば?で挙げられる位にはオススメ。2クールあるしまだ間に合うよ

 

なろうランク

 

とあるおっさんのVRMMO活動記

内容は普通のなろう系MMOだが見た目がひたすらにチープ。塗りも演出も動きも全てが安っぽくて、そういうのが好きなら一見の価値あり。キャラクターが技を使うシーンにはドカドカと技名が表示されるのですが、そのフォントだったり色だったりのセンスに一々笑ってしまう。これでキャラごとに傾向を変えてたりしていて無駄に細かいのも笑える。

主人公のおっさんが40超えてる癖に逆張り拗らせた職業の選び方してたり、装備のセンスが絶望的にダサかったり(ナイフの着いた靴)その辺のズレた感じもなんだか好き。

制作会社のMAHO FILMはそういうアニメが多いですが(多いというかほぼ全て)、僕はMAHO FILM大好きです。オススメは前期の「レベル1だけどユニークスキルで最強です」。

 

暴食のベルセルク

最弱スキル系なろうアニメ。主人公の持っていた「暴食」のスキルが、お腹が減るだけの雑魚スキルだと思っていたら、殺したモンスターや人間のステータス(なろうあるある:自分の戦闘ステータスが数値化されている世界観)を奪えるスキルだった…みたいな内容。

内容は特に語るところはないけど、主人公の相棒的存在で意思疎通の出来る剣、グリードくんのキャラが結構愉快で好き。街中で抜き身で持ち歩いてる絵面もちょっと面白い。危ねぇだろ。(最新話がグリードくんの鞘を作るために素材を取りに行くという流れでした。よかったね)

モブの民度が低く、主人公は無能のレッテルを貼られているが故に有能な父親のお陰で故郷の村で暮らせていた…という過去があるのですが、父親が死んだ途端に村人が手のひらを返して、墓前で項垂れる主人公に石をなげつけて村から追い出します。いや地獄の鬼でもやらねーよ。

あと途中から「憤怒」スキル持ちのヒロインが出てくるんですけど、腹ペコ大食いキャラです。いやそこで被ってどーすんのよ。

 

ポーション頼みで生き延びます!

今季1強烈、おそらくハイポーション並に劇薬

この作品の特徴は、主人公(カオル)の攻撃性が非常に高いことである。なろう原作の異世界転生系の作品で、ブラック企業に務めるOLの主人公は容器と効能を指定してポーションを生み出すチート能力を(半ば強引に)貰うんだけど、とにかくこの能力の解釈の幅が広過ぎて、それが主人公の攻撃性の高さと相まって手をつけられなくなっている感じ。周りも主人公をヨイショするキャラばかりなのでもう止まらない。このアニメの1話を見ると、カオルのポーション能力が貴族に目をつけられるんだけど、貴族の家に案内された主人公は部屋の物を全部盗んで逃げる。もうこの時点ですごい。

物語の途中、カオルは孤児を集めて、女神の加護を名目に万能ポーションを配りまくる宗教団体のようなものを作るんだ。それがきっかけでポーションの届かない遠方の国・女神を崇める宗教国家と戦争になるんだけどその内容がまあ凄まじい(ちなみに主人公は戦争にノリノリである)。まず敵軍が崖に挟まれた谷間を無警戒で(!?)行軍してくるんだけど、当然谷の上には主人公軍団が待ち構えていて、主人公のポーション能力で生み出したニトログリセリンのようなもの(原文ママ)とナパームとナフサのようなもの(原文ママ)で荷物を全部燃やされます。解釈次第で爆発物作れるポーション能力怖すぎだろ、というか敵も敵で谷間を無警戒に進むなよ。次に補給を失った敵軍は最寄りの村で補給をしようとするんだけど、主人公の口添えによって村はも抜けの殻で井戸には毒が仕込まれている。ちなみに主人公は、殺す気がないから腹を下す毒にしたとか言ってたけど十分凶悪である。ちなみにこの村の隠し井戸が敵に見つかって、そこに毒を仕込むためにカオルの手つきの孤児が井戸に飛び込むシーンは必見。いや完全に宗教に身を捧げる子供で怖いんだが…。あとは別方向から攻めてくる敵軍を向かい打とうぜって流れになるんですけど、主人公が「単原子レベルの厚さの超高速振動ブレード(の形をしたポーション容器)」なるものを出して、味方が敵をバッサリ切っていきます。いや、あなた元は日本のOLなんですよね…なんでそんな人を切るためだけに特化したのものをなんの躊躇いもなく出せるんですか。怖いわ。ちなみにその後、女神を降臨させて宗教国家の代表の前で「宗教ってくだらないよね〜w」みたいな話をして、国家を1つ崩壊させた上で終戦です。このシーンに限った話でもないのですが、この作品主人公が権力者に楯突いて論破するみたいな話が非常に多いです。作者はこういうのが好きなんですかね?主人公、悪魔過ぎてこの世にいて欲しくない。というかコイツを押さえ込んでいたブラック企業はなんなんだよ。

(追記:最新話でポーション容器のチャリオットを出してました。もうなんでもアリだな。)

主人公が想像の斜め上の行動を取ってくるのでそれ目的で見るなら結構…というかかなり楽しめます。

戦争編が終わったらいきなり4年飛んで仲間引連れて旅に出始めました。もうお前は何もしないで欲しい。

 

総評

秋アニメ、めちゃくちゃ楽しいのでみんなも見ましょう

放送前から楽しみにしてたフリーレンとか100カノとかウマ娘とかだいぶ面白いし、ミギとダリ、16bitSAL、ティアムーンみたいな面白い掘り出し物もめちゃくちゃあっていい感じです