二星になりました【arcaea】
みなさんこんにちは。
卒業まであと1年なのに今年からとんえぼに入った修士2年のしわすです。普段はチュウニズム、オンゲキ、ユメステ、arcaea、lanota、takumi3、KALPA、カラオケ採点をゆるーくやっています。
突然ですがご報告をさせていただきます。
二星になりました☆☆
めちゃくちゃうれしかったです。
arcaeaというゲームは私が一番長い期間取り組んできた音ゲーで、私の音ゲー人生の大部分を占めてきたゲームなので、私にとって、すごい思い入れがあります。そんな私の人生ともいえるゲームでの大目標を達成したということで、私はこの時は本当に感動しました。
ということで今回はそんな私の音ゲー人生の大部分を占めてきたゲーム、arcaeaについて、私が二星になるまでにあったことを振り返っていきたいと思います。この記事は上達論とかではなく、私のarcaea人生の日記のようなものなので気楽に読んでいただけると幸いです。
それでは、どうぞ!
※この記事はTonevo Advent Calendar 2023の4日目の記事となっております。他の方の記事はこちらのリンクからご覧ください。
tonevoadventcalendar.hatenablog.com
目次
- 1. arcaeaを始めたきっかけ
- 2. Grievous Lady解禁まで
- 3. 星ポテまで
- 4. 星ポテ到達~引退
- 5. 復活~とんえぼとの出会い
- 6. 二星到達
- 7. 二星になるために意識してきたこと
- 8. 最後に
1. arcaeaを始めたきっかけ
まず、私がarcaeaを始めたきっかけについてお話をしていきたいと思います。
私がarcaeaに出会ったのは5年半ほど前、2018年の4月でした。私は当時、音ゲーというものをあまりやっておらず、arcaeaというものは全く認知していませんでした。この時にやっていた音ゲーはガルパ(バンドリ!!ガールズアンドパーティー!!)だけで、当時の腕前はだいたいEXPERTの簡単なほうの譜面(24、25あたり)がクリアできますというくらいでした。
当時の自分はゲームがうまい人に憧れを持っていて、高難易度の曲のEXPERTができる人たちがかっこいいと思っていました。そういうこともあって、自分ももっといろいろな曲のEXPERTをクリアできるようになりたいと思っていたので、いろいろな曲のEXPERTをプレイできるようになるためにガルパのEXPERT譜面APの動画を見て、プレイして...を繰り返していました。
そんなある日、YouTubeに突如Grievous Lady(当時のarcaeaの最難関曲)のプレイ動画がおすすめ動画として流れてきました。私はarcaeaというものを知らなかったのですが、何となく「凄そう...」と思い、このおすすめ動画のサムネイルをタッチしました。これが私のarcaea人生の始まりでした。
この曲かっこいい!!!
当時Grievous Ladyのような音ゲーの高難易度でよくあるハードコア系の音楽を聴いたことがなかった私は、ハードコア特有の畳みかけるようなハイテンポと鼓膜に直接届くような重低音のキックに一瞬で取りつかれました。この瞬間、私はGrievous Ladyをいつか自分の手でプレイしたいと思い、曲に一目ぼれする形でarcaeaをインストールしました。
2. Grievous Lady解禁まで
続いては私がarcaeaをインストールしてからGrievous Ladyに辿り着くまでについてお話します。私が、arcaeaをインストールしたその瞬間は、さっそくGrievous Ladyが入ったパック入れて解禁がんばるぞ!と意気込んでいたのですが、チュートリアルを終えて早々にその意気込みは折られました。ここで多くの読者は思ったことでしょう。
「こいつ心折られるの早くない?」
はい、私もそう思います。実は、私がこうなったのには一つ訳があったのです。
譜面が全く認識できませんでした。
このゲームは大部分のスマホ音ゲーと同様に奥から手前にノーツが降ってくるのはいいのですが、判定ラインが上下に2つあるのです。下側の判定ラインは4つに分かれた固定レーンになっており、上側の判定ラインは不定レーンとなっています。また、このゲームにはフロアノート、ロングノート、アークノート、スカイノートの4種類のノーツがあります。フロアノート(俗にいうタップ)とロングノートは下側の固定4レーンにしか流れてこないので問題なかったのですが、上側に流れてくるスカイノートとアークノートがなかなかの曲者でした。
まず、スカイノートはフロアノートと同様に流れてきたところをタップするだけのノーツです。これだけ聞くとなんでこれが挫折の要因になったのかはわからないと思いますが、このノートにはフロアノートにはない要素があります。このスカイノート、なんと、
レーン不定かつ、下側の判定ラインから上側の判定ラインまでの間の任意の高さに降ってきます。
私はそれまで横方向にレーンが並んでいてレーン通りに降ってくる音ゲーしかやったことがなかったので、不定レーン、しかも高さの概念もあるこのフロアノーツが降ってくるたびにどこを叩けばいいかわからなくなってしまいました。
次に私をスカイノート以上に苦しめたノート、アークノートです。このアークノートは俗にいうスライドノーツで、赤いものと青いものの二色に分かれています。ボ〇テのつ〇みのように赤いノーツは右手で、青いノーツは左手でなぞると取りやすいようにできていて、どちらのノーツも判定ラインを通り過ぎるまで指を置き続けてなぞると取れます。
このアークノーツもスカイノーツ同様に下側の判定ラインから上側の判定ラインまでの間の任意の高さでレーンにとらわれずに移動します。
スカイノーツでヒーヒー言っていた私にはそれだけでもすでにきついのにこのノーツ、なんと
持ち替えが不可能で、持ち替えようとするとノーツの色が濃い赤に変化し、一定時間判定入力を受け付けなくなります。
ただし2本のアークが重なっている場合は例外的に持ち替えができます。
このような仕様から、高さを認識できずにうまくなぞれない、もしなぞれても指がかぶって知らないうちにノーツが真っ赤になるということにパニックになってしまい、初めのうちは本当に苦戦しました。アークノーツって慣れるまでは本当にきついよね...
これだけ聞くと「arcaeaって無理ゲーなの?」って思ってしまうでしょう。でも安心してください、
arcaeaは無理ゲーではありません!!
ではなんで私が開始早々にarcaeaにぼこぼこにされたのかといいますと、
私が最初からfuture譜面に挑んでいたからです。
arcaeaにはpast、present、futureの3つの難易度があり、それぞれレギュレーションが異なります。(現在は一部の曲にbeyondという俗にいうupper譜面がありますがここでは割愛します)
past譜面はアークノートの高さが上側の判定ラインに固定されていてスカイノートが登場しません。また、present譜面はアークノートは自由に動きますが、上下移動がある際に予告があります。また、スカイノートがこの難易度から登場します。さらにfutere譜面はアークノートの上下移動の際の予告がなくなります。
私はarcaeaを触る前に音楽ゲーム自体は触ったことがあったので最初からfutere譜面も簡単なものならできると思っていましたが、高さに慣れることができず、玉砕したというわけです。
そんなわけで初めからfutere譜面に挑んで玉砕した私ですが、幸いまだGrievous Ladyをやりたいという気持ちは残されていました。ということでまずはゲームシステムに慣れることを優先して無料曲のpast譜面やpresent譜面から地道に始めていくことにしました。そうしていくうちに次第にゲームシステムに慣れていき、半年くらいたったころには今の基準でいうfuture9くらいまでなら触ることができるようになりました。
当時の難易度は1~9, 9+, 10で、1~8までは今と同じ、9は下位~適正が今の9、上位が今の9+、9+は下位~適正が今の10、上位が今の10+、10は今の11です。ちなみに今はこれらより難しい12が存在します。インフレ怖い。以後難易度は現在の基準で話します。
このころになると無料曲の大部分がfuture譜面で触れるようになってきていて、ポテンシャルも11手前まで来てarcaeaがだいぶ楽しめるようになったという実感を感じられるようになってきました。
(ポテンシャルとはarcaeaにおけるレートのことで、0.00~3.49 青ポテ、3.50~6.99 緑ポテ、7.00~9.99 紫ポテⅠ、10.00~10.99 紫ポテⅡ、11.00~11.99 赤ポテ、12.00~12.49 星ポテ、12.50~12.99 二星、13.00~ 三星となっています。)
大体の無料曲が余裕でクリアできるようになったこのころの私はあることを思いました。
「今ならGrivous Ladyのパック相手でもある程度戦えるんじゃないか」
ということでarcaeaを初めて半年とちょっと経った頃、Grievous Ladyのあるパック、Vicious Labyrinthを購入し、満を持してGrievous Lady解禁に挑戦することにしました。
しかし、Grievous Lady解禁の道はそう甘くはありませんでした。まず、Grievous Lady (future 11)を解禁するためには「Iconoclast (future 9)」「SOUNDWiTCH (future 9+)」「妖艶魔女-trappola bewitching- (future 10)」をクリアした先に待ち構える「conflict (future10)」をクリアすることでようやく解禁される「Axium Crisis (future 10+)」に辿り着かないといけません。
当時無料パックしかプレイしていなかった私は前座「Iconoclast」「SOUNDWiTCH」「妖艶魔女-treppola bewitching-」のあまりの難易度に呆然とすることしかできませんでした。
当時の無料パックには現行の基準で10の曲は1つもなく、それどころか9+ですら「Nhelv」と「SUPERNOVA」しかなく、高難易度の練習譜面があまりないという状況でした。
そういうこともあり、今まで見たことないような圧倒的高難易度の前座たちにぼこぼこにされ、結局初日には「Iconoclast」しかクリアすることができませんでした。それでも何とか前座をクリアしたいと思い、うまい人のプレイ動画を見て一生懸命譜面研究しました。その結果、3日ほどかかりましたが、前座をなんとかイージーゲージでクリアしました。
ここでついに「conflict」との対面です。前座3曲が過去にない化け物譜面だったのでどれほど難しいのかとびくびくしながらプレイしました。そんな状態で挑んだconflictの初見、結果はもちろんクリアできませんでした。
しかし、前座粘着で少し高難易度耐性がついたのか、前座ほどは苦戦せず、その日のうちにイージーゲージですがクリアすることができ、ついに「Axium Crisis」に辿り着き、Grievous Lady解禁へ王手をかけました。
Grievous LadyはAxium Crisisを解禁した後に特定の条件を満たすことで解禁できます。
(ここではネタバレ回避のため、その解禁条件は省きます。気になる人は調べてみてね。そして、arcaeaを入れて解禁挑戦してみてね。)
私はAxium Crisisに辿り着いて一週間くらいでこの条件を満たし、Grievous Ladyを解禁しました。
この時はずっと憧れていた曲を自分の手で解禁できたという達成感で胸がいっぱいになりました。私はこの曲を手に入れたという事実があまりにうれしくて、解禁してからしばらくは毎日この曲をプレイしていたことを今でもよく覚えています。
本当に長かった。
3. 星ポテまで
そんなこんなでようやくGrievous Ladyを解禁した私は、あることを思いました。
「星ポテになりたい」
当時はポテンシャルの理論値が12.50(二星)に少し届かないくらいで、星ポテ(12.00~)がポテンシャル区分の最高、すなわち某S〇GAゲーでいう虹レみたいな感じだったので、星ポテというものに強い憧れを感じていました。また、Grievous Ladyを解禁した当時の私のポテンシャルは11.3くらいで赤ポテ(星ポテの一つ下)だったので長期目標としてはちょうどいいかなと思っていました。ということで星ポテへの長い道のりが始まりました。
私がまず星ポテを目指すにあたって始めたこと、それは、
「未解禁の課金パックの購入」
でした。
星ポテになるためにはおおよそ9+のPM(1000万点)付近、10下位の995万点以上、10上位の990万点以上、10+の985万点以上、11の975万点以上程度のスコアが求められます。(ただし11中堅以上の曲は星ポテを目指す段階では異次元な難易度であるためポテンシャル上げに用いるのはあまりおすすめしません。)
※arcaeaには良い判定から順にpure、far、lostの三段階の判定があり、全てのノーツをpureでとることをPM(PURE MEMORY)といいます。PMをとった場合、そのスコアは1000万点です。また、arcaeaにはpure判定の中にさらに細かい判定があり(ここでは便宜上pureのなかでもさらにいいほうの判定をjust pureと呼びます。)すべてのノーツをjust pureでとると1000万点+ノーツ数の点数(=理論値)が入ります。しかし、just pureの判定はとても厳しく、さらにjust pureとjustではないpureは1点しか差がないので理論値狙いでなければ基本的に気にする必要はありません。
現在は星ポテを目指すにあたって必要不可欠である10以上の譜面もかなり増えましたが、当時は難易度10以上の譜面はそこまで多くなかったので、どの譜面もまんべんなくプレイしていく必要がありました。そのような背景もあって様々なパックをお金と相談しながらゆっくり購入して、10以上の譜面のスコア詰めをし、ということを地道に続けていきました。
こうして地道に高難易度プレイを続けているうちにポテンシャルはじわじわと上がっていき、星ポテを狙い始めて1年半、arcaeaを初めて2年と少しが過ぎた2020年の夏、ついに星ポテを達成しました☆
当時のリザルトは残念ながら残っていないのですが(←ちゃんと残しておけばよかった...)、「Tiferet(future 10)」で星ポテに辿り着いたということは今でも鮮明に覚えています。当時のこの曲の譜面定数(=表記よりさらに細分化された難易度のこと)は10.6(現在は10.4)で、スコアは992万点くらいだったと思います。
このころにはポテンシャルの理論値も二星になり、ランカーと呼ばれる人たちは二星になっていました。私は音ゲーがうまい人に一種の憧れを持っていたので、このころには私も二星になってランカーの仲間入りをしたいという感情を持っていました。
ということで私は二星を目指して果てしなく続く道を歩み始めるのでした。
4. 星ポテ到達~引退
星ポテになってからしばらくの間、私は二星を目指してこれまでと同様、高難易度の曲を解禁しては詰めるを繰り返していました。最初のうちは星ポテを目指していた時と同様にやればやるだけ伸びていき、半年くらいでポテンシャル12.3まで到達しました。この時の私は完全に天狗になっていて
「俺、うまくない!?このまま行ったらいつか二星になれるのでは?」
と思っていました。
しかし、私の成長期はいつまでも続くわけではありませんでした。
いつまでたっても一向に10+や11の譜面に追いつけるようにならなかったのです。
12.3になってから、10はそれなりにできるけど10+以上のスコアがいつまでたっても伸びないという状況が1年以上続きました。
この間も癖を抜くために特定の譜面を触りすぎない、arcaea以外のスマホ音ゲーを触って地力を上げる(当時は新型コロナウイルスの影響で外出規制があったのでアーケードを新規で始めることはできなかった)など当時の私が考えうることはいろいろ試したのですが、それでも10+以上の超高難易度でポテンシャルを盛ることができるほどの地力はつきませんでした。
こうして万策尽きた私はだんだんと二星を目指すということが自分には無理だと思うようになり、arcaeaは新曲が出たときに1日だけ触って終わりといった感じになっていき、ほぼ引退という感じになってしまいました。
5. 復活~とんえぼとの出会い
停滞期が続いてしまったことでモチベを維持できなくなり、arcaeaをほぼ引退してしまった私ですが、私は去年の7月、ある理由でarcaeaをまたがっつりやりたいと思うようになりました。私が才能の限界を感じてやめてしまったarcaeaをまたやりたいと思わせるほどのものが一体何だったのかというと、
「arcaea最終章の告知」
です。私はarcaeaを半引退していたとはいえ私が何年も本気でやってきたゲームでした。なので、arcaeaに対する思い入れというものがかなりありました。そういうこともあって、私はこの告知を見たとき、とにかくarcaeaの最後を見届けたいと思いました。
そう思った私は最終章が始まったその日のうちにarcaeaを開き、arcaea最終章のストーリーを読むために、「Final Verdict」というarcaea最終章が読めるパックを購入しました。その後、このパックをどんどんと進めていき、arcaeaの最終章を読み終えたとき、
arcaeaのストーリーの結末のあまりの衝撃に涙しました。
ストーリーやパック内楽曲についての詳細はここでは省きますが、本当にいろいろな意味で衝撃を受けること間違いなしなのでぜひ自分の目で見ることをお勧めします。
Final Verdictに衝撃を受けた私は、arcaeaというものが続く限りarcaeaを続けたい、arcaeaを最後まで楽しみたいと思うようになり、エンジョイ勢としてarcaeaに復帰し、新曲やサイドストーリーの解禁などをまったりと続けることになりました。
そんなこんなでFinal Verdictをきっかけに本格的にarcaeaに復活してその後ものんびりとarcaeaを続けていた私ですが、ある日、またしても私の音ゲー人生を変えた出来事に遭遇しました。私の人生を変えたものとは、そう、
アーケード音ゲーとの出会い
でした。
arcaeaに復帰して3か月半ほどたったころ、私は友達にゲーセンに誘われて、アーケード音ゲーをすることになりました。以前からゲーセンでの音ゲーには興味は何となくあったのですが、当時はゲーセンでの音ゲーをプレイしている人たちは怖いという印象があり、なかなかゲーセンで音ゲーをするということに踏み出せずにいました。しかし、私はこの時友達がゲーセンで楽しそうに音ゲーをプレイしている姿をみて、
「楽しそう」
「自分もゲーセンの音ゲーやってみたい」
と思いました。
そう思った私は友達に教えてもらいながらいろいろな音ゲーをプレイし、メイン機種を決める旅に出ました。そうして音ゲーを触ること2時間、私の最初のメイン機種が決まりました。私の最初のメイン機種、それは
「CHUNITHM」
です。奥から手前にノーツが流れてくる点や、ボタンではなく、流れてきた位置に対応する位置をタッチする点、そして上下の概念があるという点でarcaeaと似ていると感じたので、いろいろ触った中でCHUNITHMが個人的に一番しっくりきたのです。
そういうわけでアーケード音ゲーで一番手になじんだCHUNITHMを始めのメイン機種に決めました。そうしてCHUNITHMを始めた私はすぐにアーケード音ゲーの虜になり、CHUNITHMをやりこむようになりました。こうしてアーケード音ゲーの沼にどっぷりはまった私はCHUNITHMをしばらくやりこみ、初めて4か月たったころには虹レートにまでなっていました。
↑CHUNITHM虹レート達成時のリザルトです。このころには完全にCHUNITHM沼に落ちていました。
その後も飽きることなくCHUNITHMを続けていた私ですが、虹レに到達したあたりから私の中にある感情が芽生え始めていることに気が付きました。その感情とは...
というものでした。
そう思った私は音ゲーマーがいっぱいいるというとんえぼに入りたいと思うようになりました。そして今年の4月、ついにとんえぼへの加入を決心しました。
卒業1年前でとんえぼ加入とかいうトンデモムーブをしているのに受け入れてくれたとんえぼのみなさん、本当にありがとうございました!
とんえぼの方々はみんな優しくて、そして音ゲーへの熱量がものすごい方々ばかりで私はとんえぼに加入して音ゲーへのモチベーションが上がっていき、以前よりも音ゲーに打ち込むようになりました。
6. 二星到達
私がとんえぼに加入して半年ほどたったころ、私が何気なくarcaeaをしていると私はあることに気が付きました。
何年粘ってもできるようにならなかった10+や11に食らいつけるようになっている!!
なんと、とんえぼで散々アーケード音ゲーをやっているうちにいままでいくらやっても捌けるようにならなかった10+や11のスコアが伸びてきたのです。アーケードにしごかれたことで自分でも気づかないうちにarcaeaの高難易度に対抗するための体力がついてきていました。そうしていつの間にか無くしていた自信を取り戻した私は、
もしかして二星いけるんじゃない?
と思い始めました。
二星達成にはおおよそ10上位の995万点~PM、10+の990~997万点、11の985~990万点程度が求められます。(arcaeaには12もありますが12は二星を狙う段階でも異次元な難易度をしているのでおすすめしません)
このころの私は10+でEX+(990万点)が出せる曲が増えてきて、11でも985万点が出せる曲が出始めており、二星が射程圏内に入ってきていました。ずっと前に私が憧れていた二星が気づいたら手の届くところに来ていた私は思いました。
ここまできたらやるしかない!!
そう思った私は、過去に諦めていた二星を再び目指すことにしました。
↑二星を目指すことを決心したころのリザルトたち。10+や11のスコアが伸びてきているのがわかります。
二星を目指すことを決めた私は、10+と11を片っ端から詰めて、目標スコアに乗せられそうな曲を探しては詰めてを繰り返し、復帰してからあまり意識していなかったポテンシャル上げに取り組み続けました。そうして戦いつづけて数週間、ついにその時がやってきました。
二星キター!!☆☆
最後は私がarcaeaを初めたきっかけのGrievous Ladyにしたいと思っていたのですが、無事に予定通りの曲で決めることができました。やったね☆☆
この瞬間は5年半分のarcaea人生が頭の中に回り続け、思い出に浸りながら感動のあまり自宅の部屋でぷるぷるとふるえながら喜びをかみしめました。
こうしてarcaeaを初めて5年半ほど、私は無事に二星になることができました。
本当に長かった。
次の日になってもその余韻はやまず、私は二星達成のご褒美として煮干しラーメンを食べにいきました。二星だけに(笑)
↑二星達成のご褒美に食べに行った煮干ラーメン、千石煮干の特濃煮干。煮干好きな方は絶対にはまるのでぜひ食べに行きましょう。
こうしてarcaeaを初めて5年半たった今年の10月に私はarcaeaで二星になることができたのです。めでたしめでたし。
7. 二星になるために意識してきたこと
ここまで長々と私の自分語りに付き合って下さりありがとうございます。ここからは私が二星になるまでに意識していたことを軽くお話したいと思います。参考になるかどうかはわかりませんが、目を通していただければ嬉しいです。
1.過度な粘着を避ける
arcaeaは他のスマホ音ゲーと比べてもアークノーツなどによる交差が多く、曲によっては譜面が自分の手で隠れて見えなくなる場面も多く出てきます。特に高難易度では交差配置が頻繁に見られるようになります。そのため、arcaeaではどうしても感覚に頼って捌く部分などが出てくるので、一度癖がついたらなかなか癖が抜けなくなります。
そのため、粘着が原因で癖がつくということを避けるために何回かやって伸びなかったらその日はもうその譜面を触らず、ほかの曲をプレイする(もしくはいったんarcaeaから離れる)ということを意識していました。
2.いろいろな曲を触る
これは他の音ゲーにも言えることですが、arcaeaには物量、同時押し、トリル、交差、縦連、認識難、ソフランなどいろいろな要素を持った譜面があります。また、高難易度になってくると一つの曲に含まれる要素が増えてきて、ある一つの傾向が得意というだけでは太刀打ちすることが難しくなってきます。そのため、二星や三星のポテンシャルベスト枠に関与するような高難易度曲だけではなく、低~中難易度の曲も幅広く触り、苦手な傾向をなくすことを意識していました。
あとはいろいろな曲を触ると実力面の向上だけではなく、思わぬ名曲に出会えることもあります。そういった曲探しという面でも高難易度に限らずいろいろな曲を触ることをおすすめします。参考までに私がfutureの難易度が8までの譜面で個人的に好きな曲をいくつか紹介します。
・cry of viyella / Laur (past 3/present 6/future 8)
初めに紹介する曲は、Laurさんを代表するシリーズ、ヴィエラシリーズの一つであるcry of viyellaです。難易度こそ8と控えめながらもThe 音ゲーという感じのゴリゴリの音ゲーコアをしていて、とてもかっこいいです。個人的には最初のオルゴールと赤ちゃんの泣き声が静かになっているところからいったん減速してその後一気に音数が増えるところの盛り上がりが好きです。譜面のほうも9以上で求められる鍵盤の練習になるのでぜひプレイしてみてください。!
・world.execute(me); /Mill (past 3/present 5/future 8)
二つ目はMillさんの名曲、world.execute(me);です。この曲は歌詞がPC言語のJAVAで構成されていることが特徴的な曲で、プログラムが創造主に恋をしてその結果バグっていくという独特な世界観と機械を思わせるような淡々とした歌い方、そして曲の最初と最後に流れるベースが奏でるフレーズのかっこよさが癖になること間違いなしなのでこの曲を聞いたことがない人はぜひ聞いてほしい、そんな一曲です。譜面構成も全体的にまとまりがよくて、とても楽しいので触ってみてほしいです!
・Dot to Dot (feat. shully) / Mameyudoufu (past 3/present 6/future 8)
お次はこの曲、MameyudoufuさんのDot to Dot (feat. shully)です。この曲は爽快感たっぷりのボーカルとメロディーラインに加えて疾走感に満ち溢れたキックが特徴的で、聞いていると気分が上がるので是非聞いてほしい一曲です。譜面のほうも癖のない純粋な地力譜面といった感じで、曲の雰囲気にも負けない爽やかさを味わうことができるのでぜひ触ってみてください!
・Blue Comet / ああああ (past 3/present 5/future 8)
最後はこの曲、ああああさんのBlue Cometです。この曲は全体的に明るいながらも落ち着いた曲調をしていて、夏の終わりを感じられるようなきれいな曲です。特に中盤で一度無音になってから、静かにピコピコ音が美しいメロディーを奏でるところが最高にエモいのでぜひ聞いていってください!また、この部分、譜面の演出も凝っていて、夏の終わりにぼんやりと彗星を眺めているような気持ちを味わえるのでぜひプレイしてください!!!
他にも紹介したい曲は山ほどありますが全部語っていたらキリがないので曲紹介はこの辺にしておきます。(すでに10000字超えているってマジ?)
低難易度にもいい曲がいっぱいあるのでうまくなるためだけでなく、曲探しという点からもいろんな曲を触ることをおすすめします。
3.短期目標を複数立てる
続いて私が意識したことは短期目標を何個か立てることです。私が一度arcaeaを離れていた理由として星ポテをとった後すぐに二星を目指したということがありますが、赤ポテから星ポテまでの道や星ポテから二星までの道は思っている以上に長いです。
そのため、私は復帰してからはポテンシャルの区分を一つ上げるという目標の間に「この曲を〇〇点とる」とか「10+の〇〇点以上を10曲」、「コースモードを〇〇まで合格する」のような具体的な短期目標を立てることを意識しました。
今思えばこれが二星までのモチベ維持に大きく貢献したと思っています。
特にこれは立てた目標が思ったより遠くてモチベーションの維持ができなくて行き詰っている人にはおすすめします。
4.調子が悪いときはプレイを控える
arcaeaをはじめとした音ゲーは短期的な集中力や俊敏な手の動き、譜面の認識力が求められます。そしてこれらのパフォーマンスは日によって大きく変化します。そのため、私は調子が悪い日に粘着をして、いつも捌けている部分が捌けないということで余計にストレスをためてしまうことがよくありました。こういう時にいくら粘着をしてもスコアが悪くなってしまい、イライラしてもっと粘着していろいろな曲に癖がついて...という負のループに陥ることが多かったです。
なので私はarcaeaをプレイしていていつもできるところができない、調子が悪いと感じたらarcaeaからいったん離れてリフレッシュをすることを意識していました。
Ex. arcaeaをインストールしたらまずはpast譜面からやる
これは私が意識していたこととは少し違い、私の教訓です。この記事の前半でも話しましたが、私はインストールしてすぐにいきなりfuture譜面を触って一度挫折しかけました。
future譜面はスカイノートとアークノートが縦横無尽に画面のあちこちに飛んでくるのでarcaeaに慣れていない初心者は間違いなく混乱すると思います。
一方、past譜面はかなりレギュレーションが制限されていて、アークノートは上の判定ライン上にしか出てこない上に、スカイノートは基本的には出てきません。そのため、まずはpast譜面で判定ラインの位置に慣れることから始めるといいと思います。
past譜面のレベル4あたりが余裕でクリアできるようになったら次はpresent譜面をやってみるといいでしょう。present譜面はアークノーツは上下に動きますが上下に移動する前に予告があるのでここで高さ感覚に慣れましょう。また、スカイノーツもこの難易度から出てくるのでスカイノーツの叩き方もここで慣れましょう。
present譜面のレベル7が大体できるようになったらfuture譜面にも挑めるようになり始めていると思います。そこまで来たらfutureのレベル7を触って、余裕でクリアできるようになったらレベルを上げて...としていきましょう。
初めのうちはfuture譜面ができなくてもどかしく感じるかもしれませんが、高さ感覚に慣れてからfuture譜面を始めたほうがその後の伸びも早くなるのでpast譜面から始めて徐々にarcaeaのシステムに慣れていくことをおすすめします。
8. 最後に
私がここまでこれたのは多くの神曲を作ってくださったコンポーザーやarcaeaというコンテンツを作ってくださったlowiroのスタッフの方々、そして私と一緒に音ゲーをしてくださった仲間のおかげだと思います。どれか1つでも欠けていたら私はここまでこられなかったと思っています。これからもarcaeaをはじめとした音ゲーを続けていきたいと思っているのでよろしくお願いします。